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ソニー 夏のカメラ体験会 発売前のα5100を触ってきました♪

9月5日発売予定のソニー α5100を「ソニー 夏のカメラ体験会」でさっそくハンズオンしてきました。α6000とはコンセプトがまったく違う機種で、タッチシャッターや180度ティルト式モニターを経験するだけで、すごくカジュアルな機種に仕上がっている印象です。

ソニー α5100

手に取った機種はブラウンで、レンズはキットレンズのE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSが装着されていました。手にしてみると軽いので、この時点でカジュアル感があり気軽に使いたくなる気になります。バッグに入れっぱなしで使い倒したり、常に手に届くところに置いておいて家族写真を撮ったり、パーティー写真撮ったり色々な色々な使い方が出来るのではないでしょうか。

AF周りはα6000譲りのAFシステムが採用されていて、実際手にするまでは「α5100がα6000の客を取っちゃうんじゃないかな~」と思っていたのですが、α5100はEVFもホットッシューが採用されていないし、ボディサイズが違うのでまたっく違う機種を触っている感覚でした。

上面にダイヤル類が非採用だったり、必要最低限のボタンしか採用されていないので、基本絞り優先モードで撮影する自分は、α5100の背面ダイヤルでF値を調節するのはちょっと面倒臭く感じます。絞りリングが付いたレンズが登場すれば、α5100との相性良いかもしれません。

もちろんα5100は、タッチシャッターと180度ティルト式モニタが採用されている点も大きくかなりカジュアルというか、ミラーレス機らしい使い勝手はα5100にあるような印象です。このタッチシャッターを会場内で使った分には不満なく使えました。…が、タッチシャッターのOn/Offはタッチパネル上で出来るのですが、タッチシャッター/タッチフォーカスの切り替えがメニューの中に入っていかないと出来ないぽいです。※ちなみにオリンパス機は、タッチパネル上でOff/タッチシャッター/タッチフォーカス 3段階ボタンが用意されています。

ソニー α5100

シャッターフィールは、反動はないですけどしっかりシャッターを切った感覚が手に残るような感じで、高速連写も試してみましたけど、このエントリークラスで手軽に使うミラーレス機で6コマ/秒は必要充分なのかなと。

あとキットレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS のズームフィールが自分には合わないというか苦手…^^; あのズーミングする時のグリングリンする感触がビシっと合わせたい焦点距離にならないというか…まあこの辺は個人的な好き嫌いかと。

ソニー α5100

背面液晶パネルは、コントラストが高くて色ノリも良くて綺麗です。実際撮った画像よりも綺麗に写り過ぎている可能性があるので、実際PC/Macに取り込んで、とくにノングレア液晶で画像を見たときの差が大きいかもしれません。

色々なレンズを使い倒すのであればα6000の方が良いと思いますが、キットレンズやお気に入りの単焦点レンズ付けっ放しで使うのであれば、このα5100は楽しく使えそうな予感です。サブとして使う時に、候補としてサイバーショット RX100 IIIを考えていたユーザーにとっては悩ましい機種になる可能性も。

ソニー α5100

あと動画のメニューを見てみると、ちゃんと " XAVC S " に対応していました。でもメニューを見てみたら " AVCHD " が選択されていて、初期設定は " AVCHD " なのかも。動画も試し撮りしたのですが、α6000譲りのAFを感じる動作で、この機種動画メインで使ってみるのも楽しいかもしれません。

あと印刷されたサンプル画像も置いてあって見てみると、とくにファミリー写真を見ると、キヤノンのEOS Kissを意識した描画なのかな~とふと感じました。