ソニー α7 II 5軸手振れ補正は、日本の免震システムからインスピレーションを得たようです
Lesnumeriquesが、ソニー Eマウント フルサイズ機 α7 IIの5軸手振れ補正機構に関する記事を掲載しています。ソニー日本人エンジニア数人にインタビューを敢行していて、その中でα7 IIの5軸手振れ補正機構は、日本の免震システム(ボールベアリングシステム)からインスピレーションを得たようです。
- ソニーの5軸手振れ補正機構は、オリンパスの5軸手振れ補正機構と何も関係はない
- ソニーとオリンパスの技術的なパートナーシップは、医療分野に限られる
- α7M2が採用している5軸手振れ補正機構は、まったく新しい機構である
- フルサイズセンサーをスプリングで制御する方式は扱いにくく、必要充分な性能を発揮できない
- ソニーはトルクコイルと磁石のシステムを選択し、スプリングシステムよりもエネルギー効率が良いのである
- α7 IIは、α7よりもバッテリー消費が少なくて驚いている
- ボールベアリングシステムを採用していてる
- これは日本の建物におけるボールベアリング基幹技術免震システムにインスピレーションを得たもの
- このシステムによってフルサイズセンサーでも充分な可動領域を実現している
- その反面ボディがα7よりも厚くなってしまい、スリム化は間に合わなかった
元記事がフランス語でよく分からず、何となくこんな感じで書かれている的な感じで受け取ってもらえてたらありがたいです。間違っていたらごめんなさい。
少なくともソニーの5軸手振れ補正機構は、オリンパスの5軸手振れ補正機構とはまったく違う技術で、日本の免震システムをヒントに開発されたシステムのようです。