ソニー α7 II は、2014年最高のカメラ
以前 写真家 Steve Huff氏が、ソニー Eマウント フルサイズ機 α7 IIのファーストインプレッション記事を掲載しましたが、今回フルレビュー記事を掲載しています。彼にとってα7 IIは、カメラ・オブ・ザ・イヤー 2014に相応しいカメラであると評価しています。
α7M2の長所は…
- ボディはファンタスティックな仕上がりで、人間工学的に改善されている
- ボタン類の配置は、初代α7よりはるかに良くなっている
- 5軸手振れ補正機構は、本当によく効く
- 動画は、初代α7よりもステップアップしている
- 防塵防滴仕様
- 35mmフルサイズ用のレンズであれば、ほぼすべてのレンズが使用可能である
- 色味は改善され、画質全体が初代α7を上回る
- AFは速く、レンズポンスも初代α7を上回る
- ディテールとシャープネスが良い
- Jpeg品質が向上していて、Jpeg撮って出しでもいける
- この性能で、この価格ならば誰も文句は言わないのではなだろうか
- 初代α7に引き続きEVFと背面モニタの仕上がりが素晴らしい
- (個人的に)ライカ M や α7S のセカンドカメラに使える
- 小型なデジタル一眼レフよりも小さいところ
- ISO12800まで常用可能
- ソニー/ツァイス 35mmと55mmは、どういう訳かカメラに新しい息吹を吹き込むのだ
α7M2の短所は…
- バッテリーライフが残念、もうちょっと長持ちしてくれれば良いのだが
- α7Sが採用しているサイレントシャッターが、α7M2には採用されていない
- 低照度のシーンだとAFが遅くなる、α7Sの方が速いくらいだ
- フォクトレンダー 15mmのようなライカMマウント超広角レンズは、色問題が存在し相性が悪い
- 特定の状況下ではモアレが発生する
かなりボリュームのあるレビュー記事で長所・短所だけ抜き出してみました。
2014年に登場したカメラの中でα7M2より良いカメラはリリースされていないし、α7M2は強くお勧めできるカメラであると断言しています。ただバッテリーライフだけは不満足なようで、それ以外は " ビューティフル " と評価しています。