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ソニー FE 90mm F2.8 Macro は、ボケ味/発色/ディテール 三拍子揃ったマクロレンズ

Steve Huff Photoが、ソニー FEレンズ FE 90mm F2.8 Macro G OSS のレビューとサンプル画像を掲載しています。大きいレンズではあるが、ボケ味はクリーミーで、発色が豊かで、ディテールも素晴らしい描画であると評価しています。

  • 私はマクロシューターではないが、FE 90mm F2.8 Macro G OSSが送られてきて、α7に装着し撮影する機会を得たのである
  • レンズは大きいが、素晴らしい画像品質で、ユーザーが望む品質に応えた一級品のプレミアムレンズである
  • 以前オリンパス 60mm F2.8 Macroを絶賛するレビュー記事を掲載したが、このソニーのマクロレンズは、画像品質は同等、ボディ品質は上回っている
  • ただしレンズサイズは大きくなるが、これはフルサイズレンズである
  • FEレンズ ツァイス 35mm F1.4 や 16-35mm F4 よりも大きなレンズだが、FE 70-200mm F4 G OSS より小さいレンズになる
  • 本格的にマクロ撮影するのではあれば三脚が必要なるが、手振れ補正(OSS)が採用されているので手持ち撮りをサポートしてくれる
  • ボケ味はクリーミー、発色は豊かで、ディテールも凄く、素晴らしい
  • サンプル画像を見てもらえば分かると思うが、色収差・歪曲など不快な問題が発生する事はなかった
  • シーンによっては、ライカ NOCTILUX レンズを彷彿とさせる描画
  • AFはマクロレンズだけに絶対的に速いとは言えないが、普通の単焦点 90mmレンズと比べれば、わずかに遅い程度で、α7 II / α7S で使用してみたが個人的に許容範囲である
  • 通常のシーンを撮影するのではあればこのAF速度に100%満足しないと思うが、これはマクロレンズなのである
  • α7 II の5軸手振れ補正と90mm マクロのレンズ内手振れ補正をそれぞれ使用してみたが、両方ともに良い効果をもたらすが、個人的にレンズ内手振れ補正の方が少し良い結論に至った

かなりざっくり抜き出すとこんな感じでしょうか。

個人的に興味深かったのは、α7 IIの5軸手振れ補正と、90mm F2.8 マクロのレンズ内手振れ補正を撮り比べて、Steve氏的には、レンズ内手振れ補正の方に軍配が上がったところでしょうか。マクロレンズらしく、ボケ味はクリーミーで発色やディテールも良好なようなので、FEレンズラインアップを補うマクロレンズに仕上がっている印象です。