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ソニー α7R II プチ タッチ&トライしてきました

ソニー Eマウント フルサイズ機 α7R II / ILCE-7RM2 は2015年8月7日発売予定ですが、銀座ソニー・ショールーム、名古屋・大阪 ソニーストアで7月25日から先行展示されたので早速触りに行って来ました。自分が行った時間帯はちょっと列が出来ていたので10分ぐらいのタッチ&トライしてみた感想になります。

ソニー α7R II

現在発売されているカメラ雑誌や映像系メディアサイトで色々 α7R II の情報は掲載されていて、4200万画素センサー、新シャッターユニット、5軸手振れ補正機構、4K動画対応、追尾AFなどなど出し惜しみないスペック満載なのは分かっていますが、やっぱり実際手に取りシャッター切って撮影してみると " 売れるために産まれてきた子 " に感じました。

自分が手にしたα7R IIには、FE 90mm F2.8 Macro G OSS / SEL90M28G が装着されていて、この組み合わせ楽しかったです。ちなみに展示されていたα7R IIは、製品一歩手前のプリプロダクション版とのこと。

マーケティング・スタッフさんもショールームで対応していて、タッチ&トライ制限時間もあったので最低限個人的に知りたかった事は聞いてきた感じです。※すでにカメラ雑誌などで掲載済みかもしれませんが…^^;

まずボディ自体は、α7 IIと同じで新鮮さはないかもしれませんが、このグリップは初代α7シリーズと比べると持ち易くなったし、使用されているラバーはさらっとしたラバーではなくて、手にフィットするラバーで、FE 90mm F2.8 マクロでもバランス良く構える事が出来ました。AFも迷う事なくストレスない印象です。普通の単焦点レンズの方が、AF速度や精度はより確認できたかもしれません。

ファインダー倍率 : 0.78倍になったEVFはかなり自信があるようで、" α7 II ユーザーでもこの違いは実感できると思います。 " と自信のほどをのぞかせていました。実際フィールド出て使ってみないと本来の実力は分かりませんが、ショールーム内では、とくに不満に感じる事もなく快適だったかも。

ソニー α7R II

高画素センサー搭載されたので、気になるのは " 手振れ " だと思います。この事に関して聞いてみたのですが、" 新シャッターユニットには振動を抑える為に新ダンパーを採用しています。" とおっしゃっていて、確かにシャッターフィールも良くなってきているような気がします。α7 IIとシャッターフィールを比較したかったのですが、限られた時間でそれが出来なかったのがちょっと残念。

この低振動のシャッターユニットと5軸手振れ補正機構で " 90mm F2.8 マクロでも三脚なしで手撮り充分イケます。" とのこと。このマーケティングの方は、自身もα7 II ユーザーで、このα7R IIの進化っぷりには驚いたそうです。ちなみにシャッターフィールは、キヤノン EOS 5Ds / EOS 5Ds R の方が個人的には好きかも。

あと4200万画素になりこのセンサーの能力を活かせるFEレンズと、活かせないFEレンズが出てくるのではないか?と聞いてみたところ、" FEレンズは開発時 5000~6000万画素センサーが(将来的に)搭載されても良いように設計されています。なのでα7R IIにどのFEレンズを装着しても問題ないです。" と教えてくれました。まあ~グレードや価格帯の差で光学性能の違いはあると思いますが、画素数でレンズを選ぶ必要はなさそうな感じです。

4K撮影時の5軸手振れ補正機構は動作し、XAVC 4K 100Mbpsの設定で4K撮影した時の映像はかなり良いそうで、下手な業務用4Kカメラよりも画質は良いようです。…と聞きながらタッチ&トライしていたのですが、あえなく時間切れとなってしまいました。

あと4200万画素センサーは裏面照射型でISO高感度耐性も注目されていますが、ISO高感度耐性も自信を持っていって " 惜しみなく(新技術を)注ぎ込んでいます。" とのこと。バックオーダーも結構ありそうな雰囲気でした。あと背面の親指グリップのサイドにある " 動画ボタン " に関して聞いてみたところ " 色々なご意見は伺っています。" とのこと。

キヤノン EOS 5Ds / EOS 5Ds R は本格的な高画素センサー デジタル一眼レフでそれを理解してる人のみが性能を引き出して撮り切れるイメージですが、ソニー α7R IIはどこか自分のような素人でも楽しく撮れそうな感じにさせてくれるEマウント フルサイズ機に感じました。