DxOMarkが、ソニー ツァイス Planar T* FE 50mm F1.4 ZA レンズスコアを公開
DxOMarkが、ソニー ツァイス Planar T* FE 50mm F1.4 ZA | SEL50F14Z レンズスコアとレビューを掲載しました。AFに対応しシャープネスがかなり高くα7R IIの解像度を最大限に引き出す事のできる比類なき大口径レンズで、目の肥えたα7シリーズユーザーに最適なレンズの模様。
- 総合スコア : 45ポイント
- シャープネス/解像度 : 41P-Mpix
- 透過率 : 1.6TStop
- 歪曲 : 0.1%
- 周辺減光 : -2.5EV
- 色収差 : 8μm
4200万画素センサー搭載 ソニー α7R IIでテストを行い、総合スコア " 45ポイント " を獲得し、低照度時のパフォーマンスの高さを評価しています。α7R IIでテストしたすべてのレンズの中で、ツァイス Loxia 50mmと並んでEマウント 50mmレンズランキングでトップのスコアとのこと。FE 50mm F1.4 ZAは、最高の光学性能を実現した1本であるとも評価しています。
シャープネスの高さを評価していて、4200万画素センサーを搭載したα7R IIの解像度を最大限に引き出す " 41P-Mpix " を実現し、隅からから隅まで均一なシャープネスで、かなり鮮明度の高い描画が得られる模様。ピークはF2.8~F8。F1.4は周辺は若干柔らか描写で、F16まで絞ると回折現象が起こり鮮明度は落ちるものの解像度は均一に保っているそうです。
大口径なレンズだけにF1.4時は " -2.5EV " と強めの周辺減光があり、F値を絞り込む事で改善されるものの " -0.6EV " 前後の周辺減光が残ると掲載しています。色収差はすべてのF値で上手く制御され、歪曲もほとんど見受けられないとのこと。透過率の高さも評価しています。
長所・短所リストでは、F1.4時の周辺減光と778gという質量を挙げています。元記事は、Loxia 50mmと何がどう違うのか詳しく説明していますが割愛しました。マニュアルフォーカスが苦にならなければ価格的にもLoxiaレンズの選択肢があり、1/3程度の価格のFE50mm F2.8 Macroの選択肢もあると掲載していますが、FE 50mm F1.4 ZAは比類なきレンズで目の肥えたソニー α7シリーズ ユーザーにとって最適なレンズであると結論付けています。