DxOMarkが、ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS レンズスコアを公開
DxOMarkが、ソニーのEマウント大口径F2.8望遠ズームGMレンズ FE 70-200mm F2.8 GM OSS | SEL70200GM のレンズスコアとレビューを掲載しました。
- 総合スコア : 39ポイント
- シャープネス/解像度 : 38P-Mpix
- 透過率 : 2.9TStop
- 歪曲 : 0.3%
- 周辺減光 : -1.7EV
- 色収差 : 5μm
ソニー α7R IIに装着しテストしたレンズスコアで、総合スコア " 39ポイント " を叩き出しEマウントズームレンズの中で最高値とのこと。加えてEマウント ズームレンズ&単焦点レンズの中で4位のシャープネスを実現しているそうです。
シャープネス 38p-Mpixは驚異的で4200万画素センサー搭載 α7R II の解像力をほとんど引き出すと評価しています。シャープネスは、焦点距離とF値的に 100～200mm F4-8 あたりがピークを迎える模様。70mm F2.8 開放時、周辺は中央と比べて少し柔らか描写になるものの、ちゃんとした描画であるとも掲載しています。
開放 F2.8はすべての焦点距離で-1EVを超える周辺減光があるが、F4まで絞ると大幅に改善され、F5.6まで絞り込むと解消されるそうです。この手のレンズとして歪曲は充分に制御されていて、色収差も上手く制御されているとのこと。数値的には、70mm時 0.6% 樽型歪曲、200mm時 -0.6% 糸巻型歪曲があり、200mm時すべてのF値で周辺(かなり隅)にフリンジが確認されるが大きな影響はない模様。
ニコンとキヤノンの70-200mm F2.8レンズと比較していて、ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSSは低照度パフォーマンス(シャープネス・透過率)が高い事を再度指摘しています。※両レンズのレンズスコアは、ニコン D810 / キヤノン EOS 5Ds Rを使用。元記事は、この3本のレンズの性格の違いを数値を元にして解説しています。
高画素センサー搭載機が登場しつつあり、その解像度を最大限に引き出すレンズが求められてると前置きし、上記のテスト結果を振り返り、α7R II装着時に驚異的な結果を叩き出すと評価しています。