ソニーが、現時点でSD UHS-IIカードやXQDカードを採用しない理由をコメント
THE MAP TIMES(マップカメラ)が、ソニー α99 II インタビュー記事を掲載しているのですが、そのPart4でソニーが現時点でなぜSD UHS-IIカードやXQDカードを採用しないのかコメントしています。
- UHS-IIのSDカードやXQDカードへの対応は、要望としてあることは想定している
- パソコンなどと同様に次世代規格のメディアに対応させるには、システム全体のスピードそのものを上げる必要がある
- “α99II”のシステムの中では、メモリーカードへの書き出しはボトルネックではなかった
- 現時点で想定している最高クラスのスピードとしては、「UHS-I規格のSDメモリーカード」で実現できている
加えて「フロントエンド LSI」の存在が大きい模様。あくまでも現時点の話なので、次世代機はSD UHS-IIカードやXQDカードに移行してくる可能性が高い気もします。ソニーはXQDカードをラインアップしているし、先日は最大書き込み速度299MB/sと読み出し速度300MB/sを実現したSDXC/SDHC UHS-II メモリーカード SF-Gシリーズ(2017年4月下旬発売予定)を発表したばかりです。
パナソニック GH5発表時に自社ブランドの次世代SDカードも連動して発表されましたから、ソニーもカメラとメモリーカードの動きが連動するかもしれません。
ちなみに今回の " ソニーα99 II インタビュー記事 " はPart1～5まで構成された興味深い内容となっています。加えて " ソニー RX100 & RX10 インタビュー動画 " も同時公開されました。