ソニー 営業利益 5,000億円以上目標達成に " 通過点に過ぎない " と自信 20年ぶり
ソニーが2017年度の経営方針説明会を開催し、平井一夫社長が、第2次中期経営計画(2015年度~2017年度)の最終年度である2017年度の進捗状況を明らかにし、「ソニーグループ連結でROE10%以上、営業利益5,000億円以上」と20年ぶりの高い水準に自信を見せ、2018年度以降も持続的に高収益を上げる取り組みも明らかにしました。
NHKのニュース記事を見てみると「通過点にすぎない。持続的に発展させたい。」と20年ぶりとなる高水準 営業利益 5,000億円以上に自信を示した模様。
2016年度まで業績改善の大きな要因の1つは、 テレビ事業をはじめとするコンスーマーエレクトロニクスの再生を挙げ「規模を追わず、違いを追う」という針の下での事業運営を徹底し安定的な収益貢献が期待できるまでの再生を実現したとのこと。翌年度以降も持続的な高収益を実現するための1つに " モバイル向けイメージセンサー事業の復活 " を挙げています。プレゼン資料には、α9が掲載されています。
モバイル向けイメージセンサーの復活
- 環境変化に対応する " スピード "
- 強みのあるCMOSイメージセンサーへの " フォーカス "
- モバイル市場のトレンド 複眼化の加速 / フロントカメラの高画質化 / 動画性能の重視
すでにソニーは、DRAMを積層した3層構造のスマートフォン向けCMOSイメージセンサーを開発し高速読み出しにより、歪みを抑えた静止画やスーパースローモーション動画を撮影可能したセンサーを市場投入したり、すでに強化しつつある模様。