ソニー RX100 VI 搭載センサーは、新型1インチセンサー IMX183CLK-J/CQJ-Jになる?
Image Sensors Worldが、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が5月に3種類のイメージセンサーを発表した事を伝えていて、この中の新型1インチセンサー IMX183CLK-J/CQJ-Jが、サイバーショット RX100 VIに搭載される新型センサーではないか?とMirrorless Rumorsが推測しています。この " IMX183CLK-J/CQJ-J " は、多画素・高速・高画質・全画素一括リセット機能付きローリングシャッタタイプ裏面照射型CMOSイメージセンサーになります。
- IMX183CLK-J/CQJ-J … 多画素・高速・高画質・全画素一括リセット機能付きローリングシャッタタイプ裏面照射型CMOSイメージセンサー
- IMX294CJK … セキュリティカメラ、産業機器向け4/3型高感度4K対応CMOSイメージセンサー
- IMX290LLR, IMX178LLJ, IMX226CLJ … 産業機器向け2M、6M、12M 白黒CMOSイメージセンサ
プレスリリースを見てみると、上記の3種類のセンサーが発表済みである事が確認できます。" IMX183CLK-J/CQJ-J " は1インチセンサーですが「産業機器向け用途として多画素のイメージセンサを望まれるお客様向けに新規開発した2048万画素のCMOSイメージセンサです。」と掲載されていて、民生機であるRX100 VIにそのまま搭載されるかどうか疑問に残る箇所も。
産業機器向けの分野では、より多画素で高速な製品のニーズに加え、ローリングシャッタ機能のニーズも高まっています。そのニーズに応えるべく、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社では、全画素一括リセット機能を持つ「IMX183CLK-J/CQJ-J」を開発しました。撮像素子には高感度な裏面照射型構造2.4µm角単位画素を採用し、カラー品のIMX183CQJ-Jに加えて白黒品のIMX183CLK-Jも開発しました。光学サイズはCマウントレンズが使用可能な1型です。また、4Kビデオモードや垂直方向任意切り出し機能など多彩な機能を搭載しています。※プレスリリースより
- 2048万画素12bit 21.98 frame/s読み出し対応
- 全画素一括リセット対応 (メカニカルシャッタ併用)
- 4Kビデオモード (4096H × 2160V, 10bit, 59.94frame/s) 対応
- 全画素10bit高速読み出し、12bit高精細読み出し、垂直方向任意切り出し、などさまざまな読み出しモードに対応
- セキュリティカメラ・産業機器向け製品で実績のある高感度な裏面照射型構造2.4µm角単位画素
ちなみにこのセンサーは、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社の新製品情報には掲載されていますが、SONY Japanのプレスリリースには掲載されていません。