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ソニー α7S IIが、民生機として初めて国際宇宙ステーション船外で4K撮影に成功

ソニーが、圧倒的なISO感度耐性と広いダイナミックレンジを実現するEマウント フルサイズ機 α7S II | ILCE-7SM2が、民生機として初めて国際宇宙ステーション ( ISS ) 船外で4K動画撮影に成功したと発表し、その映像も公開しました。

α7S II:ISS船外から世界初の4K撮影 –日本列島–【ソニー公式】

ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラ『α7S II』は、国際宇宙ステーション(ISS)の船外で4K(QFHD 3840×2160)映像の撮影に民生用カメラとして世界で初めて成功し、本日、当社はそれらの映像を公開しました。 映像は、雪に覆われた峰々の凹凸や、大都市圏の街明かり、色調の違いまでを鮮明に捉えた宇宙からの日本列島の昼と夜の姿です。これらは高感度性能をもち、高解像度4K動画記録が可能な『α7S II』だからこそ捉えることができたものです。※プレスリリースより

α7S IIは、ISSの「きぼう」日本実験棟に設置され船外プラットフォーム用カメラシステムの内蔵カメラとして使用されているそうです。現在も、約90分ごとに地球を1周しながら約400キロの上空で4K映像や静止画の撮影を行っているとのこと。使用レンズは、FE PZ 28-135mm F4 G OSS | SELP28135Gとなっています。

Sony | α | α7S II into Outer Space | U.S. east coast by night

海外向けに米国東海岸バージョンも公開し、日本語英語版 αユニバース公式サイトに詳細が掲載されています。宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙技術センター 主任研究開発員 池田俊民氏 インタビューを掲載し、なぜα7S IIが選ばれたのか、船外カメラとして何が求められるのか、どのように使用しているのか分かり易く解説しています。