DxOMarkが、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS レンズスコアを公開
DxOMarkが、ソニーの超望遠ズームレンズ FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS | SEL100400GM レンズスコアとレビューを掲載しました。
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS レンズスコア (ソニー α7R II 使用時)
- 総合スコア : 29ポイント
- シャープネス/解像度 : 36P-Mpix
- 透過率 : 5.9TStop
- 歪曲 : 0.4%
- 周辺減光 : -0.8EV
- 色収差 : 5μm
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの長所
- (この手のレンズとしては)コンパクトで比較的軽量に仕上がっている
- ズーム全域高いレベルのシャープネスを実現、特に400mmで
- 低いレベルに制御された倍率色収差
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの短所
- ワイド端 絞り開放時の周辺減光
非常に高いレベルのシャープネスを実現し、フリンジや周辺減光を低いレベルに制御し、DxOMark ハイスコアを叩き出したと掲載しています。光学性能的にシグマ 120-400mm F4.5-5.6とキヤノン EF100-400mm F4.5-5.6Lを上回り、シグマ 120-300mm F2.8 + ニコン D800Eの組み合わせの総合スコアと同じとのこと。
キヤノン EF200-400mm F4L + EOS 5Ds Rの総合スコアは " 30 " でFE 100-400mm F4.5-5.6を上回るが、使用カメラの画素数の差を物ともせずシャープネスのスコアはFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの方が高い結果になった模様。※シャープネス : EF200-400mm F4L 33P-Mpix / FE 100-400mm F4.5-5.6 36P-Mpix
上記はDxOMark 超望遠ズームレンズ・ランキング(100-500mm域)で、FE 100-400mm F4.5-5.6は総合スコアで5位ですが、シャープネス項目で並び変えてみると1位となっています。レンズスコアに関しては、使用カメラで差が出てくるので考慮に入れた方が良さそうです。最近のDxOMarkのレンズレビューは、数値を出して評価・比較はするものの、数値主義的な結論付けはしない印象です。