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ソニー 2017年度第1四半期決算発表 イメージングは増収増益 半導体は大幅増収増益

ソニーが、2017年度第1四半期(2017年4月1日~6月30日)決算発表を行いました。デジタルカメラをはじめとするイメージング・プロダクツ&ソリューション(IP&S)分野は増収増益、半導体部門は大幅に増収増益となった模様。

説明会配布資料(PDF)は " 投資家情報 " ページからダウンロード可能です。日本経済新聞AV Watchの記事を参考にしています。

イメージング・プロダクツ&ソリューション(IP&S)分野

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2017年度第1四半期 (前年同期比)

  • 27.3%大幅増収 (為替影響:+1%)
  • (+) 前年同期に熊本地震の影響があったこと
  • (+) 静止画・動画カメラにおける増収
  • (+) 販売台数の増加
  • (+) 高付加価値モデルへのシフトによる製品ミックスの改善

  • 157億円大幅増益 (為替影響: 軽微)
  • (+) 大幅増収
  • (+) 熊本地震にかかる受取保険金(26億円)の計上
  • (-) 販売費及び一般管理費の増加

2017年度8月時点見通し(4月時点比)

  • 売上高 1.6%上方修正
  • (+) 為替の影響

  • 営業利益 120億円上方修正
  • (+) 為替の好影響

売上高が前年同期比27.3増の1,556億円、営業利益は前年同期比209.1%増の232億円で、去年は熊本地震の影響があったものの、静止画・動画カメラにおける増収そして高付加価値モデルへのシフトによる製品ミックスの改善があり増収増益となり、デジタルカメラの販売台数は前年比45万台増の125万台に達した模様。

半導体分野

ソニー 半導体分野

2017年度第1四半期 (前年同期比)

  • 41.4%大幅増収 (為替影響:+3%)
  • (+) イメージセンサーの大幅な増収
  • (+) モバイル機器向けイメージセンサー販売数量の大幅増加
  • (+) 前年同期における熊本地震の影響による生産の減少
  • (-) 事業規模を縮小したカメラモジュール事業の大幅な減収

  • 990億円大幅損益改善 (為替影響:+25億円)
  • (+) 増収の影響
  • (+) カメラモジュールの製造子会社の譲渡益275億の計上
  • (+) 熊本地震の受取保険金 67億円の計上
  • (+) 前年同期におけるカメラモジュールの長期性資産の減損 203億円の計上
  • (+) 前年同期における熊本地震に関連する費用(純額)136億円の計上

2017年度8月時点見通し(4月時点比)

  • 売上高 2.3%下方修正
  • (-) モバイル向けイメージセンサーの販売数量の下方修正
  • (+) 為替の影響

  • 営業利益 100億円上方修正
  • (+) 製造費用の改善
  • (+) 為替の好影響
  • (-) イメージセンサーの減収

半導体分野は554億円の黒字で、前年は435億円の赤字だったため大幅に損益を改善させ、イメージセンサーの販売数も大幅に増加し、カメラモジュール事業の製造子会社の譲渡益をはじめ地震関連の受取保険金もあり大幅な増益になったそうです。