DxOMarkが、ソニー FE 16-35mm F2.8 GM レンズスコアを公開
DxOMarkが、ソニーの大口径広角ズームレンズ FE 16-35mm F2.8 GM | SEL1635GM レンズスコアとレビューを掲載しました。広角ズームレンズ カテゴリーで1位に輝く総合スコア " 42ポイント " を叩き出しています。
FE 16-35mm F2.8 GM レンズスコア (α7R II 使用時)
- 総合スコア : 42ポイント
- シャープネス/解像度 : 34P-Mpix
- 透過率 : 2.9TStop
- 歪曲 : 0.5%
- 周辺減光 : -1.5EV
- 色収差 : 6μm
総合スコア " 42ポイント " だけでなく、シャープネス/解像度スコア " 34P-Mpix " も広角ズームレンズ カテゴリーで共に1位に輝いたとのこと。今回のテストにα7R IIを使用した事がこのスコアに繋がったと解説していますが、最高のカメラボディを最大限に引き出すには " 最高級のレンズ " が必要と評価しています。
シャープネスに関しては全焦点域で良好で、開放F2.8からシャープネスが高く特に印象的とのこと。色収差に関してもとても良い仕事をしていると評価。
広角ズームレンズ 総合スコア ランキング Top5
- ソニー FE 16-35mm F2.8 GM … 42ポイント
- キヤノン EF16-35mm F2.8L III USM … 34ポイント
- ソニー ツァイス Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS … 33ポイント
- シグマ 18-35mm F1.8 DC HSM | Art (ニコン用) … 30ポイント
- ニコン AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED … 29ポイント
2位のキヤノン EF16-35mm F2.8L III USMと比べると、総合スコアで8ポイント、シャープネス・スコアで10ポイントの差を付けているとコメント。 シャープネスに関して競合レンズと比べて明らかに頭一つ出ている印象です。実際の透過率は " T2.9 " で、EF16-35mmの " T3.1 " よりも優れていると指摘。
ただし歪曲に関しては、キヤノン EF 16-35mmが全焦点域FE 16-35mmを上回っているとチャートを掲載し解説。※スコア的には0.1%の差
ソニー FE 16-35mm F2.8 GMは、競合レンズとほぼ同じ価格でより良い高品質な画像が得る事ができるが、Eマウントカメラ特に最新のハイエンドモデルで使用した時にのみ効果を発揮すると限定的な注意事項も掲載しています。