ソニー 次期中判センサー 詳細の一部が明らかに 裏面照射型で4K/8Kにも対応
ソニーは、以前に次期中判センサーのロードマップやモックアップを公開しましたが、 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(英語版)にさらなる詳細が掲載されていると海外で話題になっています。すでに裏面照射型センサー(BSI)である事は分かっていましたが、4K/8Kにも対応した1億~1億5000万画素 中判センサーに仕上がっている模様です。前回の情報では、2018年リリース予定となっています。
IMX211
- イメージサイズ : Type 4.2 (66.7mm)
- 画素数 : 1億画素
- ピクセルサイズ : 4.6 µm
- フレームレート : 全画素/2.0fps@14bit、4k2k/30fps@12bit
IMX411
- イメージサイズ : Type 4.2 (66.7mm)
- 画素数 : 1億5000万画素
- ピクセルサイズ : 3.76 µm
- フレームレート : 全画素/6.0fps@14bit、4k2k/30fps@12bit、8k4k/16fps@12bit
IMX461
- イメージサイズ : Type 3.4 (55mm)
- 画素数 : 1億画素
- ピクセルサイズ : 3.76 µm
- フレームレート : 全画素/6.0fps@14bit、4k2k/30fps@12bit、8k4k/18fps@12bit
テクノロジー
- マイクロ加工技術を採用した1億~1億5000万画素 イメージセンサー
- ハイダイナミックレンジ機能 (HDR)
- 豊かな階調表現 (ハイ・レゾリューション ADコンバーター - 最大 16bit)
ハッセルブラッドやPhase Oneそして富士フイルムなどが採用している現行のソニー製 中判センサーは、どちらかというと静止画寄りのセンサーと言われていて、今後予定されている新型 中判センサーは動画機能も視野に入れたセンサーに仕上がっている事が伺えます。
今後登場するであろう富士フイルム GFX や ハッセルブラッド X シリーズ新型機に上記のセンサーが採用されていくのではないでしょうか。Photo Rumors(SonyAddict / FujiAddict)を見てみると、富士フイルム GFXカメラに " IMX461 " が搭載され、ハッセルブラッド カメラには " IMX411 " が搭載される可能性が高いと推測しています。