ホーム > カメラニュース 2017 > ソニー RX10 IVは、画像品質・レンズ・高速撮影ともにかなりお勧め機種

ソニー RX10 IVは、画像品質・レンズ・高速撮影ともにかなりお勧め機種

ePHOTOzineが、ソニーの高倍率ズームレンズを採用しながら高速AFを実現した1インチセンサー搭載 サイバーショット RX10 IV | DSC-RX10M4 レビューとサンプル画像を掲載しました。画像品質は素晴らしく、レンズ・パフォーマンスも良好で、それに加えて高速カメラに仕上がっていて、かなりお勧め機種であると評価しています。ただし実際にこの目でボディサイズと質量は確認した方が良いとアドバイスも掲載しています。

RX10 IVの長所は…

  • 明るいF2.4-4.0、光学25倍ズームレンズ
  • 素晴らしい画像品質
  • 素晴らしいノイズ耐性
  • 4K動画機能
  • スーパースローモーション
  • 防塵防滴に配慮したボディ
  • 高解像EVF
  • ファストハイブリッドAFとシャッターレスポンス
  • Wi-Fi / NFC / Bluetooth 内蔵
  • 2軸電子水準器
  • 電子シャッターによる静音撮影

RX10 IVの短所は…

  • NTSC / PAL の切り替えにメモリーカードのフォーマットが必要
  • Jpeg スーパーファインには、JPEG+RAW撮影時のオプションがない
  • クリエイティブ・エフェクトは、同時RAW記録に非対応
  • 使用制限を感じるタッチパネル
  • メニュー周りは改善の余地がある
  • 価格設定

4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出されています。すばらしいズームレンズを採用し、非常に高速な撮影を実現していると選出理由を挙げています。

RX10 IIIから F2.8-4.0 25倍光学ズーム ツァイスレンズを引き継ぎ、1インチ 2000万画素 裏面照射型(BSI) CMOSセンサーを搭載し、静止画・スーパースローモーション・4K動画のどれもが高速撮影が可能であると仕上がり具合を解説しています。

画像品質は素晴らしく、レンズ・パフォーマンスも良好で、色とディテールが良好な画像が生成されると評価していますが、実際に実機をこの目で見た方が良い「かなり大きくて重い」と指摘しています。

あと要望として " NTSC / PAL 切り替え時にメモリーカードのフォーマットが要求される事 " と " タッチパネルがフォーカスポイント変更のみに対応していて、設定の変更・再生などメニュー周りの操作には対応していない事 " の2つを挙げています。

RX10 IVは素晴らしいカメラで、スポーツや高速に被写体が動くイベントを撮影する場合、(RX10 IVの)高速連写 24コマ/秒と315点像面位相差AFそして追尾能力が不可欠となってくると評価しています。価格は高価としながらも、価格設定は正当化できるとしていますが、" スピード " が必要ではない場合 価格的にも RX10 III の選択肢がある事も掲載しています。

ISO感度耐性は…

  • ISO100~ISO1600 : 可能な限り低ノイズと最高のディテールで撮影するならばお勧めの設定
  • ISO3200~ISO6400 : 暗部でノイズの増加やディテールが飽和するが、まだ良好な画像品質
  • ISO12800 : ノイズが強くなり、彩度も低下するので可能であればこの設定を使用しない事をお勧めするが、リサイズしてWeb上の使用であればまだ使える場合もある
  • ISO25600 : この設定を使用するのであれば " マルチフレームノイズリダクション " を使用する必要がある

…と判断しています。