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ソニー製センサー 他社と比べて安定した歩留まりで何万枚も作れるところが強み

今でこそソニーのイメージセンサーは圧倒的なシェアを誇りますが、裏面照射型で業界トップに上り詰めるまでの過程や、今後の市場の方向性、そしてソニーの懸念材料などインタビューを含めた興味深い記事をロイターが掲載しています。

少しだけインタビュー部分が掲載されていますが、決して慢心せずかなり冷静に自社センサーと市場を見極めている事が伺えます。ソニー製センサーは2~3年先を行っていると言われていますが、その差は縮まってきていて「チャンピオンデータ(一番良いデータ)で比べたら、もう差はない。」「われわれは安定した歩留まりで何万枚も作れるが、他社は難しいだろう。」とコメントしています。

あとCMOSセンサー開発部隊が最初わずか数十人でスタートした話や、ソニーの第2の柱であるセンシングの話、今後の設備投資コスト拡大に関する話など " 良い面・悪い面 " 色々な側面から捉えた興味深いものばかりです。少しでも興味がある方は、読んでみる事をお勧めします。