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ソニー α7 III 正式発表 落しどころが絶妙のベーシックモデル 予約と先行展示は3月2日

ソニーが、Eマウント フルサイズ機 α7 III | ILCE-7M3 を発表しました。α9やα7R IIIの機能をバランスよく取り込んだベーシックモデルで、落しどころが絶妙に感じる機種に感じます。発売は2018年3月23日(金)発売予定、ソニーストアの予約と先行展示は3月2日(金)から、もちろん3月1日(木)に横浜で開催されるCP+ 2018でタッチ&トライが可能です。

かなり出遅れて掲載しているので、これを読んでくれている多くの方々はすでに公式サイトや映像系メディアサイトなどで色々情報収集済みと思いますが、お付き合いください…^^; α9 / α7R III の機能をバランス良く引き継いでいるな~と第一印象。もちろんα9 / α7R IIIのスペックと比較すると差別化はされていますが、キヤノン EOS 6D Mark II / EOS 5D Mark IV のような絶対的差別化を行っているとは個人的に感じないかも。

2400万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、高速連写は10コマ/秒(メカシャッター)、ISO100~51200(拡張 : ISO50~204800)、像面位相差AF693点 / コントラストAF425点でセンサーの93%をカバー、AF-Cに対応した瞳AF、4K全画素読み出しでS-Log 3にも対応、バッテリーはα9と同じ大容量バッテリーを採用しモニター 約710枚 / EVF 約610枚などを実現しています。EVFの解像度は236万画素で、上位機種と比べると劣りますが、絶対的な高画素やスピード撮影を求めなければ魅力的なフルサイズミラーレス機な気がします。実際に触ってみないと分からない事が多いと思いますが。

Sony | α | α7 III - Full frame 4K HDR (HLG) sample movie

インスタントHDRワークフローを実現するHLG(Hybrid Log-Gamma)に対応し、14ストップの広いダイナミックレンジを実現するS-Log3を採用、スローモーションおよびクイックモーション撮影も強化していて、すでに4K HDR (HLG)サンプル動画が公開されています。

α Universeではα7 IIIを " フルサイズミラーレス機の新基準 " と謳っています。今後ニコンやキヤノンからフルサイズミラーレス機の登場が期待できそうですが、特にエントリークラスミラーレス機に関しては " α7 III " がベンチマーク的な存在になり、他社はα7 IIIを大きく下回るスペックの機種を投入した場合、市場の反応は冷ややかになる可能性も。

CP+ 2018ではタッチ&トライが可能で、最大面積を誇るソニーブースですが、かなり混雑する事が予想されます。