ソニー α7 III 10コマ/秒動画 瞳AF比較動画 サンプル画像 インプレッション記事が続々と
ソニーのEマウントフルサイズ ベーシックモデル α7 III | ILCE-7M3 が発表されたばかりですが、海外を中心に様々な動画やサンプル画像そしてファーストインプレッション記事などが登場しつつあります。その中で個人的に興味を引いたものをピックアップしてみました。
ソニー α7 III 交換レンズを装着していない状態で高速連写 10コマ/秒動画
ePHOTOzineが、レンズを装着していない状態で高速連写10コマ/秒(メカシャッター)する様子を撮影した動画を公開しています。バッファが一杯になるまで高速連写を行っていて、絶対的なスポーツ撮影を行う方であればα9の方が良いと思いますが、個人的に必要十分に感じる印象。α9 / α7R IIIのように1スロットのみUHS-IIに対応しています。
α7 III vs α9 瞳AF / ロックオンAF 比較動画
dpreviewが、発表イベント会場で撮影したと思われるα7 III vs α9 AF比較動画を公開しています。注目されている機能のひとつに " 瞳AF " があると思いますが、素晴らしいと評価しほぼα9と同等の動作をしている事が確認でき、一旦AFを外してもスっと再焦点してくれる様子も収録されています。加えてロックオンAF (α9で言うとことの拡張フレキシブルスポット)もテストしていて、こちらはさすがにα9の方が優れている模様。
α7 III サンプル画像
すでに様々な映像系メディアがサンプル画像を掲載しつつあります。現時点でdpreviewが41枚(Jpeg)、Imaging Resourceが69枚(Jpeg/RAW)、Photography Blogが57枚(Jpeg/RAW)を公開しオリジナルサイズの画像がダウンロード可能となっています。あとFocus-Numerique(フランス語サイト)が、ISO感度別画像を公開しています。
Photography Blogが早速ファーストインプレッション記事を掲載。多くを製品解説に割いていますが、後半にインプレッションが掲載されていて、最初に思い浮かぶ言葉は " sensible " とのこと。この言葉は色々な意味合いというか感覚的なニュアンスがある言葉で人によって翻訳する言葉が違ってくると思いますが、αR IIIのような高解像度やα7S IIのような低照度性能はないものの非常にバランスの取れたカメラで、お手頃価格であると評価しています。ソニーがエントリークラスではなく " ベーシックモデル " と謳っているだけに非常に理に適ったカメラに仕上がっている模様。あと瞳AFに関して屋外や低照度シーンにおいても上手く動作した事も掲載。
あと他社のミラーレス機を見回すとオリンパス OM-D E-M1 Mark II、パナソニック LUMIX G9、富士フイルム X-H1などのフラッグシップ機と価格的に競合する事にも触れています。