DxOMarkが、ソニー サイバーショット RX0 センサースコアを公開
DxOMarkが、ソニー サイバーショット DSC-RX0 センサースコアを掲載しました。1インチセンサー搭載競合機と大きく変わらないスコアで、アクションカムと比べた場合はるかに優れた動画性能を実現していると評価しています。
DSC-RX0 センサースコア
- 総合スコア : 68ポイント
- 色深度 : 22.4bits
- ダイナミックレンジ : 12.4Evs
- ISO高感度耐性 : 548ISO
総合スコアは " 68ポイント " でDxOMarkがテストしてきた1インチセンサー搭載カメラの中で真ん中ぐらいのパフォーマンスとのこと。最低ISO感度で撮影すれば最高の画質が得られると掲載。ISO感度耐性は低く見えるかもしれないが、1インチセンサーとして見れば良好なスコアで、ISO548以下の設定を維持できれば最高画質を得られる模様。(実際はISO500) ダイナミックレンジは " 12.4EV " で良好なトーンを実現し、ハイライトが急に飛んでしまう事はないと解説しています。
RX0はアクションカムのように防水性と堅牢性を備えたボディを採用しているので、GoPro HERO5 Blackと比較し、スコア的に大きく引き離していると掲載しています。元々センサーサイズが違うし、DxOMarkは何故か新型HERO6 Blackのセンサーテストを行っておらず、旧型と比較していてあまり意味がない印象です。しかし、アクションカムと比べた場合、センサーサイズの差による描画力の差が大きい事が伺えます。特に色深度とISO感度耐性に差がある模様。
RX0センサースコアは、RX100 II、RX100 III、PowerShot G9 X Mark IIのようなハイエンドコンパクト機と比較しても遜色ないスコアで、総合スコア 70ポイントのPowerShot GX 7にも引けを取らないスコアとのこと。
レビュー記事は、RX100 IIとPowerShot G9 X Mark IIと比較したチャートも掲載。ちなみにRX0の有効画素数は約1500万画素と低めでそれを考慮していない比較レビューとなっていますが、大きな差はない印象です。