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キヤノンが、2018年下期にミラーレスの最高級を投入すると示唆 ソニーのシェアは?

ブルームバーグとBCN+Rが、ソニー・キヤノン・ニコンを絡めた興味深いフルサイズミラーレス市場記事を掲載しました。ブルームバーグの記事の中でキヤノン 田中稔三副社長が「ミラーレスの最高級を下期に出す」と表明していると伝えています。BCN+Rは、データを元になぜキヤノンとニコンがフルサイズミラーレス市場に参入するのか分析しています。

ブルームバーグ

ニコンは8月23日(木)にフルサイズミラーレス機を発表する事は確定的ですが、現時点でキヤノンが9月のフォトキナ 2018に向けてフルサイズミラーレス機を発表するのかどうかはっきりしていません。

  • キヤノンも田中稔三副社長が「ミラーレスの最高級を下期に出す」と表明している。

…とブルームバーグが伝えています。キヤノンはすでに製品ページをリニューアルし、いつでもフルサイズミラーレス機がリストアップされても良い状態。ミラーレス版 EOS 5Dが登場するのではないか?という噂もあるだけに " 最高級 " という言葉に期待がかかります。

BCN+R

BCN+Rの記事は、データを元になぜキヤノンとニコンがソニーが独占状態のフルサイズミラーレス市場に参入するのか紐解いています。ソニーの国内フルサイズミラーレス市場シェアは99.8%とのこと。あとキヤノンはEOS Kiss Mでミラーレス市場シェアを伸ばし話題となっていますが、勢いが少し弱まってきた模様。薄利多売では旨味がないのでフルサイズミラーレス機の投入がデジカメ市場全体のカンフル剤になる可能性を示唆しています。

まずはニコンが8月23日にフルサイズミラーレス機を発表しますが、現時点で精度の高い情報はネットに登場しておらず、発表時カメラ&レンズ ロードマップも公開するのかどうか個人的に気になるところ。キヤノンが " 最高級 " のミラーレス機を出すと言う事は、少なくとも現行のソニー α7シリーズ / α9シリーズと同等以上のミラーレス機に仕上がっているという事でしょうか。2018年後半は、少なくともフルサイズミラーレス機がメインストリームになりそうな展開です。