最新フルサイズミラーレス国内市場シェア ソニー67% キヤノン22.1% ニコン10.1%
BCN+Rが、BCNランキングのデータを元に2018年10月におけるフルサイズミラーレス国内市場の状況を解説した記事を掲載しました。「ニコン Z 7」と「キヤノン EOS R」の登場により、これまでほぼ100%に近いソニーのシェアが67%まで後退したと伝えています。
Z7とEOS Rが市場投入され2018年10月時点のフルサイズミラーレス国内市場は、市場自体はまだ小さいながらも販売台数は2017年の3倍以上、販売金額も(マイクロ)フォーサーズを上回ったと伝えています。
フルサイズミラーレス国内市場シェア (2018年10月)
- ソニー : 67%
- キヤノン : 22.1%
- ニコン : 10.1%
フルサイズミラーレス機種別 国内市場シェア (2018年10月)
- キヤノン EOS R ボディ … 22.1%
- ソニー α7 III ボディ … 17.1%
- ソニー α7 III ズームレンズキット … 16.9%
- ソニー α7 II ズームレンズキット … 8.5%
- ソニー α7R III ボディ … 6.5%
- ニコン Z 7 24-70+FTZマウントアダプターキット … 5.0%
- ソニー α7 II ボディ … 4.2%
- ソニー α7R II ボディ … 4.0%
- ソニー α7 III ズームレンズキット … 2.3%
- ソニー α7 III ボディ … 2.1%
キヤノン EOS Rは10月25日に国内発売された機種なので、わずか1週間でメーカー市場シェアをはじめ機種別シェアにおいても躍進した事が伺えます。キヤノンとニコンは戦略に違いがあり今回のデータに表れているかもしれません。ニコンは11月に「Z 6」の発売予定しているので、またシェアの変動がありそうな予感。
ソニーはフルサイズミラーレス市場において5年先行していて、レンズラインアップはキヤノン・ニコンと比べて豊富、カメラ自体も3世代目に入りスペック上リードしているので、特に世界市場においてソニーの牙城を崩すのは中々大変な気がします。今回のデータはあくまでも国内市場で、フルサイズミラーレス世界市場の動きも注目です。