ホーム > カメラニュース 2018 > ソニー 次世代フルサイズ8Kセンサーを最大限に活かすには、SLVS-ECに対応する必要あり?

ソニー 次世代フルサイズ8Kセンサーを最大限に活かすには、SLVS-ECに対応する必要あり?

このところソニーの次世代フルサイズ 8K対応センサー情報(噂)が活発ですが、Sony Alpha Rumorsが情報(噂)更新しました。6000/5400/3600万画素 フルサイズ 8K センサーは、次世代インターフェース SLVS-EC規格を採用していて、性能を最大限に引き出すにはカメラ側がSLVS-EC規格に対応している必要があると噂しています。" SR5 " のレートを付け、ほぼ確定に近い情報(噂)とのこと。

  • この3つの8Kセンサーは外販される
  • 新インターフェース SLVS-EC規格を採用していて、センサー性能を最大限に引き出すには、カメラ側がSLVS-EC規格に対応する必要がある
  • ソニーは、この先登場するであろう「α7S III」「α9 II」「α9R」などで実際にこれらのセンサーを搭載する可能性が高い
  • ニコンやパナソニックも同じセンサー群を搭載してくると思うが、(カメラ側がSLVS-EC規格に対応しない限り)機能を最大限に活かせず足かせとなる

この次世代インターフェース SLVS-EC規格は、ソニーが次世代CMOSセンサー用に策定した規格でネットで検索を掛けると様々な情報が出てきます。※マクニカオンラインサービスの「次世代 CMOS イメージ・センサの新しいインタフェースを先取り!」が分かり易く解説

  • 高解像で大きな画像データを高速かつ低消費電力で転送する規格
  • 低振幅差動インタフェースで、高ノイズ耐性・低振幅・低電力でクロック埋め込み型

SLVS-EC規格に関しては2011年にデジカメWatchが掲載したセンサー記事にも登場し、ちなみに去年 ソニーセミコンダクタソリューションズが発売したIMX294CJK : セキュリティカメラ、産業機器向け4/3型高感度4K対応CMOSイメージセンサーの仕様を見てみると、SLVS-ECに対応していて「インタフェースとして当社独自の高速シリアルインタフェースであるSLVS-ECを用いることで少ない本数での画像転送が可能です。また汎用インタフェースであるMIPI (CSI-2) インタフェースも搭載しており、汎用ISP (Image Signal Processor) との接続にも対応しています。」と掲載しています。

ソニーの独自インターフェース SLVS-ECを採用する事によって最大限にパフォーマンスを引き出せる事が伺えますが、まだ噂の段階。正式発表が待たれます。