トニー氏「α6400 瞳AF 合焦率 98%」「リアルタイムトラッキングはD5より優れている」
特に海外でα6400の「リアルタイム瞳AF / リアルタイムトラッキング」の仕上がり具合が分かる動画が登場しつつありますが、Tony & Chelsea Northrupが「α6400」「α9」「α7R III」「α7 III」「富士フイルム X-T3」の瞳AF/トラッキング性能テスト動画を公開し、α6400のリアルタイム瞳AFの仕上がり具合を解説しています。α6400 瞳AF 合焦率 98%とのこと。
(リアルタイム)瞳AF 性能
- 富士フイルム X-T3 … 24%
- ソニー α6500 … 37%
- ソニー α7R III (更新前) … 60%
- ソニー α6400 … 98%
- ソニー α9 (更新済み) … 100% ※おそらくVer.5.0ベータ版
実際に撮影中の(リアルタイム)瞳AFの挙動が分かるシーンもふんだんに挿入した映像で各カメラの瞳AFの挙動が確認できる内容となっています。あとソニー機のビューファインダー・背面モニタ映像がちょこちょこ切り替わるので注意が必要。
(リアルタイム)トラッキング性能
このバスケットシーンは、α9で撮影しているっぽいですが、きっちり被写体を追尾し、ユニフォームの色は違いますが相手が前を横切っても被写体を追尾し続けているシーンも登場。トニー氏は、スポーツ撮影においてトラッキング性能は、ニコン D5 や D500 などこれまでテストしてきたどのカメラよりも優れていると判断しています。
ソニーは動物瞳AFの対応も告知済みで、これに対してトニー氏は、リリースされ実際にテストするまでは信じないとコメント。ペットや哺乳類系の野生動物には有効だと思っているようですが、鳥に対してどのくらい精度が高いのか疑問がある模様。
ちなみにα9 新ファームウェアップデート Ver.5.0は2019年3月のリリースを予定しています。すでに海外映像系メディアはVer.5.0 (ベータ版)を体験済みの模様。あとα7R IIIは、更新前(pre-update)の現行バージョンとなっていますから、2019年4月に予定している新ファームウェアップデート Ver.3.0で合焦率が今回のテストより良いスコアになる可能性も。
自分の解釈が間違えているかもしれませんが、瞳が確認できなければ瞬時に顔認識に切り替わり、顔が認識できなければ人体認識に切り替わる感じなのでしょうか。