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ソニー 開発中のEマウントレンズ 12本は、どのようなレンズになる?

ソニーはフォトキナ2018でEマウントレンズ12本の開発発表を行いましたが、詳細なレンズロードマップは公開されていません。Fstoppersが可能性のありそうなレンズ群をピックアップしています。

特許出願済みレンズ (新レンズ)

  • FE 100mm F1.4
  • FE 135mm F1.8
  • FE 500mm F4
  • FE 600mm F4

ソニーは、α9を市場投入し以前から(超)望遠レンズラインアップを強化するのではないか?と噂されています。FE 400mm F2.8 GM OSSは受注生産ですが、予約が殺到しソニーストアを見てみると現時点でも納期は6ヶ月の模様。Fstoppersは、この状態はソニーの予想を上回っているのではないか?と見ています。

一部のGMレンズがリニューアルされる可能性

  • FE 16-35 F2.8 GM
  • FE 24-70 F2.8 GM
  • FE 70-200mm F2.8 GM OSS
  • FE 85mm F1.4 GM
  • FE 100mm F2.8 STF GM OSS
  • FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

ソニーがこれまでEマウントレンズをリフレッシュした事はないと前置きしながらも、ソニーが新開発XD(extreme dynamic)リニアモーターを採用した「FE 400mm F2.8 GM OSS」と「FE 24mm F1.4 GM」をリリースしただけに、一部のGMレンズがリフレッシュされる可能性を示唆しています。ソニーは " リアルタイム瞳AF " と " リアルタイムトラッキング " を推しているだけにMark IIレンズが登場するかもしれません。※製品ページを見る限り24mmは、新開発DDSSM(ダイレクトドライブSSM)搭載と表記。

少なくとも大三元レンズ「FE 24-70mm F2.8 GM」「FE 24-70mm F2.8 GM」「FE 70-200mm F2.8 GM OSS」がリフレッシュされる可能性があると考えている模様。

新開発XD(extreme dynamic)リニアモーター
飛躍的進化を遂げるカメラボディのスピード性能の将来を見据え、従来よりも推力効率を高めたXD(extreme dynamic)リニアモーターを新開発。従来のリニアモーターの構成部品やレイアウトなどを徹底的に見直し、構造を刷新することで、大幅な高推力化を実現。このXDリニアモーターを2つ搭載することにより、従来比最大約5倍の動体追随性能を実現。カメラボディのスピード性能を最大限に発揮し、動きの激しいスポーツや俊敏な野生動物などの一瞬の動きの変化さえも逃さずにとらえ続けます。

さらにXDリニアモーターに最適化された新制御アルゴリズムも同時に開発。この組み合わせにより、制御信号に対する応答性を高め、大口径フォーカスレンズ群を駆動させる際に発生しやすい駆動遅延や微振動を最小限に抑え、静粛かつ低振動なAF駆動も同時に実現しています。※FE 400mm F2.8 GM OSS 製品ページより

高速・高精度・静粛なAFを実現するハイパワーの新開発DDSSM
AF駆動には新開発のパワフルなDDSSM(ダイレクトドライブSSM)を採用。小型ながら従来比約3倍の推力でのAF駆動が可能です。これまでにない重量級のフォーカスレンズ群を高速・高精度・高静粛に駆動させることができ、すべての被写体距離における画面全域での高い光学性能や小型・軽量化にも寄与。静止画・動画を問わず、作品づくりに集中できるハイパフォーマンスなAF駆動を実現します。※FE 24mm F1.4 GM 製品ページより

噂されているレンズ

  • FE 200-600mm F5.6-6.3 G
  • Eマウント APS-C レンズ

両レンズは以前から噂されています。元記事を見る限りEマウント APS-C ハイエンド機 (記事ではハイエンド α6500 後継機と表現)はいつでも発表できる状態の模様。同様にソニーは少なくとも1本のAPS-Cレンズをロードマップ上に予定しているはずであるとも掲載しています。

今回の記事には掲載されていませんが「FE 135mm F1.8 GM」「FE 35mm F1.8 G」の噂もあり、2019年ソニーはどのような新レンズを発表する予定なのでしょうか。楽しみです。