ソニー RX0 II 正式発表 多様性あるコンセプトへ
ソニーが、1インチセンサー搭載プレミアムコンパクトカメラ「RX0 II | DSC-RX0M2」を正式発表しました。機能や使い勝手を強化しながら、今回はVlog/自分撮りが1つのキーワードに感じる超小型カメラに仕上がっているようです。
発売日・価格
- 発売日 : 2019年4月12日(金)
- 市場推定価格 : 85,000円前後+税 ※プレスリリースより
- ソニーストア予約受付開始日 : 2019年3月29日(金) AM10:00
- ソニーショールーム (先行)展示開始日 : 2019年3月27日(水)
新たに追加された機能
- 4K 30p ボディ内記録対応 ※連続撮影時間45分
- 180度チルト可動式液晶モニター
- 動画撮影時の手ブレ補正(電子式)に対応 ※動画は瞳AFには非対応
- Imaging Edge 新モバイルアプリ「Movie Edit add-on」をリリース
- 新モバイルアプリ「Imaging Edge Mobile」を3月25日公開予定
4K30pに対応し、電子式ですが手ブレ補正機能が組み込まれ、チルト式モニタが採用された所がポイントに感じます。特にVlogや自撮りユーザーさんは、180度チルト可動式液晶モニタと手ブレ補正機能に注目しているのではないでしょうか。初代機は、クリエーター向けなコンセプトに感じましたが、今回は機能を強化しながら多様性を感じるコンセプトに。
改良が施された機能
- ZEISS TESSAR T 24mm F4の最短撮影距離が、50cmから20cmに
- 描画エンジン BIONZ Xは、1.8倍の高速処理を実現し4Kに対応
- 4Kは、画素加算なし全画素読み出しで1.7倍の情報量を凝縮して4K出力
- 瞳AFの精度・速度の向上
- プロキシ動画の同時記録に対応
- 4K非圧縮HDMI出力に対応
最短撮影距離が、50cmから20cmになったので自撮りやブツ撮りでも使い易く改良されています。ソニーはRX0シリーズを " アクションカム " という表現を使用していませんが、人気の「GoPro HERO7 Black」と比べて、Vlogger(ビデオロガー)がどのような評価を下すのか興味津々。
あとBIONZ Xの進化により、解像感と低ノイズを両立させた質感表現を追求し、高画質に撮影できるとプレスリリースに掲載。どうやら色再現性が向上している事が伺えます。高速連写はアンチディストーションシャッターを採用し、動画は4Kだけでなく、最高960fpsスーパースローモーション撮影も可能となっています。
基本スペック
- 1530万画素 1インチ 積層型CMOSイメージセンサーExmor RS ※有効画素数
- 高速連写 16コマ/秒
- ISO125〜12800 (拡張 : ISO80 / ISO100)
- 10m防水・防塵、2.0m耐衝撃、200kgf耐荷重性能
- バッテリーライフ 静止画240枚 動画60分
- サイズ 59.0×40.5×35.0mm
- 質量 132g (バッテリー・メディアを含む)
初代機コンセプトも引き継ぎ、マルチカメラとしての使用にも対応していて、無線接続で最大5台までの接続に対応し、2019年夏頃のアップデート予定している「Imaging Edge Mobile」を使用すれば6台~50台まで同時コントロールに対応するとのこと。有線接続は、最大100台をPCでリモートコントロール可能な模様。
キャッシュバックキャンペーン「写真も動画も高画質で楽しもう!キャンペーン」
- 期間 : 2019年3月29日(金)~2019年5月6日(月)
- 10,000円キャッシュバック … RX0 / RX0 II
- 5,000円キャッシュバック … RX100 VI / RX100 V / RX100 III
RXシリーズの春のキャッシュキャンペーンも実施され今回発表された「RX0 II」もキャンペーン対象モデルに。すでに「RX0 II」の購入を考えているユーザーさんは、キャンペーン中に購入すれば10,000円のキャッシュバックを得る事ができます。Webページにおける申し込み手続きと、専用の応募封筒による書類の送付が必要とのこと。