DxOMarkが、ソニー α6400 センサースコアを公開
DxOMarkが、ソニー α6400 | ILCE-6400 センサースコアとレビューを掲載しました。総合スコアは少し前のAPS-Cカメラと同じレベルであるが、色深度・ダイナミックレンジ・ISO感度耐性のバランスが良く、象徴的なAFシステムを搭載し、価格的にもスポーチフォトグラファーにとって魅力的なミラーレス機であると評価しています。
ソニー α6400 センサースコア
- 総合スコア : 83ポイント
- 色深度 : 24bits
- ダイナミックレンジ : 13.6Evs
- ISO高感度耐性 : 1431ISO
総合スコアは " 83ポイント " で、「ニコン D7100」や「サムスン NX1」のような少し前のAPS-Cカメラと同じレベルとのこと。
ISO感度耐性は、クラス最高の " 1431 ISO " で、フルサイズセンサーを含めたISO感度耐性ランキングでも55位とのこと。ISO100時のダイナミックレンジが " 13.7 EV " で、色深度も " 24 bit " を叩き出し評価しています。※個人的にα6400は、裏面照射型センサーを搭載していないと思うのですが、 DxOMarkは裏面照射型センサーとしてレビューしている印象です。
基本的に「α6300」に近いスコア。しかし色深度で0.4bitの差はかなり低いと評価。掲載されている色深度チャートを見てみると、全域で差がある事が伺えます。ダイナミックレンジ・チャートを見てみると、低ISO時は「ニコン 5600」が有利で、ISO感度が高くなっていくと「α6400」「α6300」が有利になっていく事が分かります。
結論 : 「α6400」と「α6300」は全体的なテスト結果は非常に近いが、スコア自体は同じではない事が興味深いと第一印象。「α6300」の方がわずかにISO感度耐性は高いものの、「α6400」は広いダイナミックレンジとISO感度性能のセッティングのバランスが良く、それは色深度にも直結し、非常に満足いく画像を実現していると評価しています。
象徴的なAFシステムを搭載し、高速連写 11コマ/秒を実現、比較的お手頃価格であり、予算的にスポーツ・アクション フォトグラファーに非常に魅力的なカメラであると結論付けています。