ソニー α6400 古いEマウント機からの買い替えや小型高画質カメラを探している方にお勧め
ePHOTOzineが、ソニー Eマウント APS-C エントリークラスミラーレス機 α6400 | ILCE-6400 レビューとサンプル画像を掲載しました。※リアルタイムトラッキング / リアルタイム瞳AFには触れない珍しいレビュー記事となっています。
α6400の長所
- コンパクトサイズ
- 素晴らしい画像品質
- ノイズ耐性の向上 ※ISO感度テストで「α6500」よりわずかに向上していると評価
- 無制限動画記録
- 高速連写 11コマ/秒 ※AF/AE追随8コマ/秒
- Wi-Fi / NFC / Bluetooth
- ユーザーに合わせて作成できる「マイメニュー」
α6400の短所
- 背面のモニタのアスペクト比は16:9で、4:3画像は小さく表示される
- メニューシステムは長すぎる
- カメラ内RAW現像に非対応
- ハンドリングは改善の余地あり
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出しています。「α6400」は、素晴らしい画像品質と連写性能を実現していると選出理由を挙げています。
「α6400」は、コンパクトサイズでよりボディサイズ大きいフルサイズ機と比べると良好に最適で、画像品質は素晴らしく、ノイズ耐性も向上しており、「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」の組み合わせは旅行に最適であると解説。
メニュー周りには慣れが必要で、競合他社のような動画設定におけるカスタマイズ性は低いと指摘。加えてタッチパネルで設定が変更できない事も残念がっています。
かなり古いEマウントカメラを所有していて、アップグレードしようと考えているなら、最新のAPS-Cカメラとしてα6400は特に大いに納得できるカメラとのこと。特に装着可能な(幅広い)焦点距離をカバーするレンズ群をすでに所有しているならお勧め的な感じで評価しています。
まだ装着可能な交換レンズを所有していなくても「α6400」は、特にコンパクトなボディで無制限動画記録と素晴らしい画像品質を実現しているカメラを探しているのであれば、良い選択肢となり得ると結論付けています。あとミラーレス黎明期に立ち上がったシステムの1つでオープン規格のマウントだけに幅広いEマウントレンズから選択可能である利点も挙げています。
ISO感度耐性は…
- 最高の画質を得るにはISO3200より下に設定する事をお勧めする
- ISO3200 … ディテールは程良いレベル
- ISO6400 … ディテールが飽和し始めノイズが増加する
- ISO12800 … もう一段階ディテールが低下しノイズが顕著化するが、よく制御されている
- ISO25600~32000 … 色味(彩度)が低下する
- ISO51200 … クロマノイズが酷く画質が悪化するので、この設定は使用しない事をお勧めする
…と判断しています。α6500と比較した場合、ISO感度耐性はわずかに向上しているとのこと。ISO3200/6400 のディテールがわずかに向上し、高感度域 ISO12800/25600/51200 のノイズ耐性もわずかに向上し「α6400」の方が優れているとコメントしています。
今回のレビュー記事は " リアルタイムトラッキング / リアルタイム瞳AF " には触れておらず、AFスピード自体は「α6300」と同じだったと伝えています。(※スペック上の合焦スピード : α6400 0.02秒 | α6300 0.05秒)
発売時期に差があるものの「α6300」と「α6400」に大きな差はあるとは考えておらず、現在の価格差を考えると無制限動画記録やVlogやセルフィーに便利な180度チルト可動式液晶モニターが必要でなければ、α6300で充分という思いもある記述も確認できます。