ソニー 0.7型 有機EL マイクロディスプレイが、2019年に量産開始されると報道
ソニーは2018年5月に「0.5型 UXGA(1600×1200) 有機EL マイクロディスプレイ ECX339A」を商品化しましたが、ニュースイッチ(日刊工業新聞)が、ソニーが2019年内に「0.7型 FHD(1920x1080) 0.7型 有機EL マイクロディスプレイ」の量産出荷を目指すと伝えています。
- ソニーは、輝度を世界最高級の同社従来比6倍の1平方メートル当たり3000カンデラに高めた有機EL マイクロディスプレイを開発
- これまで主流だったデジタルカメラのファインダー用途に加え、高輝度が必要な拡張現実(AR)グラス向けなどの新規需要を狙う
- 開発したのは画角が0.7型で、解像度はフルHD(1920x180px)
今回の報道では、5G時代を見据えた " ARグラス " や " VRヘッドマウントディスプレイ " 用途をクローズアップしていますが、従来通りミラーレス機のEVF用途としても採用されていくのではないでしょうか。ちなみに去年製品化された「0.5型 ECX339A」の最大輝度は、1000カンデラ(d/㎡)になります。
ソニーは、さらなる輝度向上・大型化に取り組んでいく事も伝えています。