ソニー Eマウント APS-C フラッグシップ機「α6600」と廉価版「α6100」を正式発表
ソニーが、Eマウント APS-C フラッグシップ機「α6600 | ILCE-6600」と α6400の廉価版にあたる「α6100 | ILCE-6100」を海外発表しました。
英国ソニーのプレスリリースを見てみると、APS-C市場はソニーにとって非常に重要で、α6600 と α6100 は最先端技術を詰め込んだ機種であり、静止画、動画、2つの組み合わせで撮影しようとも、ユーザーが非常に満足してくれる事を確信していると掲載しています。
α6600 | ILCE-6600
「α6600」は直系のα6500 後継機と言える機種に仕上がっていて、α6400との違いは…
- ボディ内手ブレ補正機構を搭載 (5段分効果の5軸手振れ補正機構)
- Zバッテリーを採用 (EVF撮影で約720枚、ライブビュー撮影で約810枚の静止画が撮影可能)
- 動画対応リアルタイム瞳AF
- マイク端子/ヘッドフォン端子 ※α6400はマイク端子のみ
- 質量は、403gから503gに増加
欧州における発売日・希望小売価格は…
- 発売日 … 2019年10月
- α6600 ボディ単体 … 1,450ポンド / 1,600ユーロ
- SEL18135 レンズキット … 1,800ポンド / 2,000ユーロ
dpreviewの記事によると米国では、2019年11月発売予定、ボディ単体 1,400ドル / 1,900カナダドル、SEL18135レンズキット 1,800ドル / 2,400カナダドルとなっています。
α6100 | ILCE-6100
「α6100」はα6400の廉価版的な機種に仕上がっていてα6400と比べると…
- ピクチャープロファイル非搭載
- EVF … 解像度は236万ドット → 144万ドット
- 最高ISO感度 … ISO12400 → ISO51200
センサーや描画エンジンそしてフロントエンドLSIなどの基本スペックは、α6100 / α6400 / α6600 は共に共有している模様。なので、使い方やカメラ予算によってこの3機種から選ぶスタイルといった感じでしょうか。
欧州における発売日・希望小売価格は…
- 発売日 … 2019年10月
- α6100 ボディ単体 … 830ポンド / 900ユーロ
- SEL1650 レンズキット … 900ポンド / 1,000ユーロ
- SEL1650 / SEL55210 ダブルレンズキット … 1,150ポンド / 1,250ユーロ
dpreviewの記事によると米国では、2019年11月発売予定、ボディ単体 750ドル / 1,000カナダドル、SEL1650レンズキット 850ドル / 1,100カナダドル、SEL1650 / SEL55210 ダブルレンズキット 1,100ドル / 1,550カナダドルとなっています。
噂では " ミニα9 " 的な機種や、キヤノン EOS M6 Mark II / EOS 90Dのような3000万画素以上のセンサー搭載が期待されましたが、これまでのEマウント APS-C ラインアップを踏襲するような感じで強化してきた印象です。