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ソニー α7S III に動きなし 「FX9」Ver2.0アップデート10月リリースを告知

日本時間 4月30日 23:00にNAB関連プレスカンファレンスが開催されましたが、残念ながら「α7S III」に動きはありませんでした。ただし「FX9 (10月)」と「VENICE (11月)」ファームウェアアップデートのリリースは告知しています。

てっきりLIVE配信されると思っていたらすでに制作済みの複数コンテンツをYouTubeに公開し、少しビックリ。上記の動画はハイライト動画で「α7S III」にまったく触れていない事が確認できます。各コンテンツをざっくり見る限り発表イベントという感じではなく、それぞれのテーマにおける提案とプレゼンといった印象です。

「α7S III」動きなし 現時点で分かっている事

  • 5月13日(水) … 2019年度業績説明会
  • 5月19日(火) … 経営方針説明会
  • 「WW119533」海外認証機関に登録
  • 6月発表、夏の終わりに発売の噂

ソニーは5月に決算発表と経営方針説明会を控えており、発表は無くとも今後の方向性や戦略を語る可能性があります。半導体などはきっちり説明すると思いますが、イメージング(民生機)はソニーにとって多くある事業の1つなので単独で触れる事があるのか、質疑応答で具体的な話を交わす事があるのか気になるところ。

今回プロ機器中心NAB関連イベントながらも4月30日に期待が高まったのは、先日未発表カメラ「WW119533」が海外認証機関に登録された事が大きいのではないでしょうか。4月29日に「α7S III の仕様を6月下旬に公開し夏の終わりに発売されるかもしれない」噂も登場済み。海外認証機関に登録された未発表カメラは、通常2~3ヶ月ぐらいで発表されると言われているので今月~来月あたりに何かしら動きがあっても不思議はありません。気を落とすことなく、注目し続ける必要がありそうな感じです。

FX9 Ver.2.0 / VENICE Ver.6.0 ファームウェアアップデート

米国ソニーのプレスリリースに詳細が掲載されています。機能強化ファームウェアで「FX9 Ver.2.0」は10月、「VENICE Ver.6.0」は11月のリリースを予定し、「FX9」に関しては上記のような告知動画も公開しています。

「FX9」は6Kセンサーを搭載していますが今回のファームウェアアップデートで、5K領域からオーバーサンプリングの4K 60p/50pに対応、アクセサリーXDCA-FX9を使用する事で4K 16bit RAW外部出力に対応、4K DCI、ユーザーの3D LUT読み込み機能、フルHD 180p、瞳AF、ハイブリッドログガンマ HDR撮影機能などなど対応する模様。

国内でもそれほど待たずして告知されるのではないでしょうか。※Update : 国内でも告知されました。