ソニー α9 II vs キヤノン EOS-1D X Mark III ローリングシャッター比較動画
SonyAddictやSARが、ソニー α9 II vs キヤノン EOS-1D X Mark III ローリングシャッター現象 比較動画を話題にしています。
動画自体は2020年3月24日に公開され少し前のモノですが、両機のローリングシャッター現象が比較可能となっています。キヤノンが開発発表した「EOS R5」がどのくらいローリングシャッター現象を抑えているのだろうか?とふと思ってしまいました。ちなみにシネマEOS「EOS C700 GS PL」は、グローバルシャッターを搭載しています。
ここ最近のカメラは " ローリングシャッター現象 " を出来るだけ抑える方向性。しかし " グローバルシャッター " を搭載した民生機の登場を期待しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。
産業用センサーでは " グローバルシャッター " 搭載が必須となってきている印象ですが、なかなか民生機に搭載されない状況が続いています。民生機に必要ないと判断しているのか、価格的なものなのか…。ちなみにソニーが2019年に発表した産業用の " 裏面照射型 グローバルシャッター 積層型 約1インチセンサー " のサンプル価格が、一番安価な「IMX542」で99,000円、一番高価な「IMX530」は210,000円となっています。なのでさらにサイズが大きいセンサーにグローバルシャッターを搭載するとそれ相応な価格になるかもしれません。ちなみにパナソニックの8K有機センサーを搭載した「8Kマルチパーパスカメラ AK-SHB810」もグローバルシャッターに対応しています。
- Sony Alpha Rumors : Rolling shutter test: Canon EOS-1D X Mark III versus the Sony A9II
- SonyAddict : Sony a9II vs Canon EOS-1DX Mark III: Rolling Shutter, AF Comparison, and Face Recognition (Sony Still Wins)
- YouTube : 佳能1dx3 vs 索尼a9ii 果冻效应对比(Rolling Shutter)
- ソニー ニュースリリース : 裏面照射型画素構造のグローバルシャッター機能を搭載した 積層型CMOSイメージセンサー 6タイプを産業機器向けに商品化
- パナソニック : 世界初の8K有機センサーを搭載した、8Kカメラシステムを開発