ソニー「α7RV」正式発表 新開発AIプロセッシングユニット搭載 AFと高画素 次世代機
ソニーが「α7RV | ILCE-7RM5」を正式発表しました。新開発AIプロセッシングユニット搭載する事により新次元のAF性能を実現し、6100万画素センサーによる高解像と豊かな階調性能が特長のEマウント フルサイズ 高画素機になります。
市場推定価格(税込)は560,000円前後
噂の段階で英国価格が3,999ポンドで単純に円に換算すると約68万円となり、国内価格が爆上げになるのではないかと戦々恐々としていましたが、ソニー公式の市場推定価格(税込)は " 56,0000円前後 " となっており爆上げは免れた印象。しかし現行「α7IV」の2021年10月26日 23:00 時点のソニーストア価格(税込)は438,900円となっているので「α7RV」は値上げ確定です。
ちなみに「α7RV」の発売日は、11月25日(金)を予定しています。
AIプロセッシングユニットを搭載したAF性能
今回の「α7RV」の大きな特長の1つに " AF性能 " を挙げており、AIプロセッシングユニットを搭載する事により処理能力を向上させ「リアルタイム認識AF」が進化しているとのこと。人物の瞳の認識精度は「α7RIV」より60%向上し、被写体認識AFは新たに 鳥や昆虫、車や列車、飛行機に対応したとのこと。
4軸マルチアングル液晶モニター
背面モニタはバリアングル式なるかと思いきや、チルトも可能な " 4軸マルチアングル液晶モニター " を採用し、自由度の高い撮影が可能に。チルト式とバリアングル式は、はっきり好みが分かれるだけに期待が高まります。実際の使い勝手が気になるところ。
EVFは944万ドット
EVFはクラス最高の944万ドットで高い視認性を実現しているとのこと。ちなみにCFexpresspress TypeAメモリーカードに対応するデュアルスロットを採用しています。※SDカードと併用可能
8K24pに対応
「α7R」シリーズがついに " 8K24p " に対応しました。XAVC HS 8K で 8K24p 4:2:0, 10bit (400 Mbps / 200 Mbps) を実現しています。XAVC HS 4K / XAVC HS 4K で 4K60p 4:2:2, 10bit に対応しています。
「α7RV」も放熱構造を作用しており、4:2:0 10bitで約30分の8K 24p動画記録が可能な模様。
6100万画素とBIONZ XRによる被写体の質感やディテール
製品ページを見てみると6100万画素 裏面照射型センサーと従来比最大約8倍の高速処理が可能な描画エンジンンBIONZ XRを採用する事で、処理時間の短縮だけでなく解像性能を最大限に引き出し、被写体の質感やディテールを忠実に再現している事をアピール。
ソニーストアの先行展示は10月29日から
ソニーストアの「α7RV」先行展示は10月29日(土)からとなっています。注意が必要で少なくとも銀座店の先行体験は予約が必要とのこと。
「α7RV」の予約受付開始は11月1日 AM10:00
「α7RV」の予約受付開始は、11月1日(火) AM10:00 となっており、初期ロットの購入を検討している方は、予約しておく事をお勧めします。予約を入れたユーザー全員が、今年中に「α7RV」を手に入れる事が出来ればソニーからのクリスマスプレゼントになりそうな予感。