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ソニー Q2決算(2023年7月~9月)発表 デジタルカメラはさらなるシェア拡大を目指す

ソニーが2023年度第2四半期決算 (2023年7月~9月) 決算を発表しました。デジタルカメラに関しては、さらなるシェア拡大を目指すと明言しています。

カメラ事業

ET&S分野の中にカメラ事業は属し、他にもテレビ・スマートフォン・ヘッドフォンなども含んでおり、カメラ事業単体の実績を見る事は出来ません。しかも今回の説明会資料はテレビの減収しか触れていない状態。

現状認識

スピーチ原稿資料にカメラ事業に関して少し触れており…

当四半期における主要製品カテゴリーの市場環境は、引き続き、テレビが厳しい⼀⽅で、デジタルカメラやヘッドフォンなどは堅調に推移しました。

中国市場を中⼼に堅調なデジタルカメラについては、当四半期及び10⽉に市場投⼊し、販売が好調なミラーレス⼀眼カメラや交換レンズの商品群により、年末商戦期での売上・ 利益の最⼤化と、さらなるシェア拡⼤を⽬指します。※スピーチ原稿(PDF)より

カメラ事業は堅調で年末年始商戦で売上と利益を最大化する事を目指す模様。加えてさらなるシェア拡大を目指すと明言しています。

スチルカメラとビデオカメラの四半期別売上高

売上高

補足資料の方にスチルカメラとビデオカメラの合算になりますが、四半期別の売上高が掲載されています。百万円単位で掲載されており、一般的な表記にすると以下の通り。

  • FY22 Q1 … 1397億300万円
  • FY22 Q2 … 1478億6,200万円
  • FY22 Q3 … 1711億4,600万円
  • FY22 Q4 … 1063億700万円
  • FY23 Q1 … 1618億7,400万円
  • FY23 Q2 … 1592億300万円

今年度のQ1-Q2売上高は、前年同期と比べてみる増収している事が確認できます。