ソニー イメージセンサー 2025年に金額ベースシェア 60%を目指す
ソニーが事業説明会2024を開催し、イメージセンサーは2025年に金額ベースシェア60%を目指す事を明らかにしました。
ソニー イメージセンサー 金額シェア
- 2022年 … 49%
- 2023年 … 53%
- 2024年 … 58% 見通し
- 2025年 … 60% 目標
上記のプレゼン画像は、FY(会計年度)ではなく、CY(暦年 1月~12月)となっています。2025年に金額ベースでシェア " 60% " を目指している事を明らかに。今年はシェア " 58% " を見通しているので、現実的な目標に感じます。
こちらのイメージセンサー市場の見通しを見てみてみると、純粋なカメラ(AV)のシェアが微々たるものである事が分かります。多くを占めるのがモバイルイメージング(スマートフォンなど)で、次がセンシング(モバイル、車載、産業・社会インフラ)になります。
公開されているイメージング&センシング・ソリューション(I&SS)分野の資料見ると、車載カメラの多眼化とセンシングビジネスの伸びを見通しており、2026年度の車載用イメージセンサー金額シェアは43%を目指している模様。※こちらのプレゼン画像はFY(会計年度)基準
スマーフォンに関して高級機種は、複数のカメラが内臓されており、イメージセンサーのサイズ自体も大判化されつつあるので、その辺もソニーに有利な展開になりそうな印象。
スマートフォンは成長投資を継続し中長期の事業成長を牽引し、カメラ(AV)は高い競争力を維持・強化し収益を最大化、車載などは将来のビジネスの柱とすべく成長領域に戦略的に投資していくとのこと。