ソニー Q3決算 (2024年10月-12月) 発表 Q3のカメラ売上高 1,832億7,800万円
ソニーが、2024年度 第3四半期 (2024年10月-12月実績) 決算発表を行いました。カメラ事業を含むエンタテインメント・テクノロジー&サービス分野 (ET&S分野) は前年同期比でほぼ横ばいとなっています。

ET&S分野 実績 ※2024年10月-12月
- 売上高 … 7,045億円
- 営業利益 … 771億円
- 調整後OIBDA … 1,025億円
ET&S分野は、前年同期比で売上高は312億円減収、営業利益はほぼ横ばいと表現しています。ET&S分野における営業利益のマイナスポイントは、テレビの販売台数減少の影響とデジタルカメラの製品ミックスの悪化の影響を挙げています。通期見通しも変更なしで、ET&S分野は売上高2兆4,200億円、営業利益 1,900億円、調整後OIBDA 2,900億円を見通しています。

静止画・動画カメラ 売上高 1,832億7,800万円 ※2024年10月-12月
- 2023年度Q3 … 1,886億900万円
- 2024年度Q3 … 1,832億7,800万円
決算短信に静止画・動画カメラの売上高が掲載されています。百万円単位で掲載されているので、一般的な単位に変換しました。前年同期比で約50億円ほど売上が落ちた事が伺えます。

静止画・動画カメラ 四半期別 売上高 ※2023年度~2024年度
- 2023年度Q1 … 1,618億7,400万円
- 2023年度Q2 … 1,592億300万円
- 2023年度Q3 … 1,886億900万円
- 2023年度Q4 … 1,337億4300万円
- 2023年度Q1-Q4 … 6,434億2900万円
- 2024年度Q1 … 1,924億5,300万円
- 2024年度Q2 … 1,611億7,200万円
- 2024年度Q3 … 1,832億7,800万円
補足資料の方に2023年度-2024年度の四半期別売上高が掲載されています。2024年度Q3は前年同期比で約50億円ほど下回っていますが、2024年Q1-Q2は前年度を上回っている事が確認できます。最終的に静止画・動画カメラの売上が、前年度を上回るのか注目です。