ソニー「α7V」正式発表 ベーシックモデルの基準を刷新 市場推定価格42万円前後
ソニーが、Eマウント フルサイズ スタンダードミラーレスカメラ「α7V | ILCE-7M5」を正式発表しました。ベーシックモデルの基準を刷新した事をアピール。販売価格自体もベーシックモデルの基準を刷新した模様。
α7V基本性能
「α7V」は処理速度を向上させており、前期種「α7IV」比較で4.5倍の高速読み出しを実現。新開発の「3300万画素 部分積層型Exmor RS™ CMOSイメージセンサー」と最新のAIプロセッシングユニットの性能を画像処理エンジン内に統合した「BIONZ XR2」を搭載しており、被写体認識性能と連写性能を引き上げています。瞳の認識性能は30%向上、ブラックアウトフリー AF/AE追随 30コマ/秒 連続撮影を実現 (電子シャッター)。認識AFの対象は、人物、動物、鳥、昆虫、自動車、電車、飛行機に対応。
動画性能
「α7V」は7Kオーバーサンプリング4K60p記録、スーパー35mm 4K120p記録に対応。" 画素加算のない全画素読み出しにより細部まで高精細な動画撮影が可能 " と表現しています。「ダイナミックアクティブモード」を搭載する事により、手持ちでも滑らかで安定した映像表現が模様。AI被写体認識により、撮影中の被写体を自動的に最適な構図で捉え続けるオートフレーミング機能を搭載し、安定した構図の動画撮影が可能とのこと。長時間の動画撮影を可能にする放熱構造を採用している事もアピールしています。
趣味層からハイアマチュアをターゲット
プレスリリースを見てみると「静止画、動画を問わず、意図した通りの表現が可能となり、本格的な作品制作を追求するハイアマチュアや撮影を趣味とする方のニーズに応えます。」と掲載。
発売日・予約受付開始日
- 予約受付開始日 … 2025年12月9日 AM10:00
- 発売日 … 2025年12月19日
「α7V」ボディの予約受付開始は12月9日 AM10:00 から、発売日は12月19日となっています。今年中に「α7V」を手に入れようと思っている方は、予約受付開始日に予約を入れた方が良さそうな予感。ちなみにソニーストアの「α7V」ボディ先行展示は12月5日から。
市場推定価格(税込)
- α7V ボディ … 420,000円前後
- α7V + FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II … 440,000円前後
「α7V」ボディが先に発売され、「α7V + FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II」レンズキットは2026年春以降を予定しています。「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II」自体の発売は、2026年2月13日を予定。「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II」の市場推定価格は43,000円前後とのこと。「α7V」ボディは、ついに40万円を超えてきました。キヤノン「EOS R6 Mark III」と同価格帯となっています。