ソニー「α7V」はシリーズ最高のカメラ しかし動画仕様は少し物足りない
Digital Camera Worldが、ソニー「α7V」初期テスト(レビュー)記事を掲載しました。「α7V」はシリーズ最高に仕上がっているものの、競合カメラと比べて動画スペックは少し物足りないとのこと。お勧め機種に選出しています。

α7V 長所
- 新AFプロセッサーと自動被写体認識機能による大幅なAF性能のアップグレード
- ブラックアウトフリーの高速連写30コマ/秒
- ローリングシャッター現象をきっちりコントロール
α7V 短所
- 動画スペックは競合製品と比べると少し物足りない
- CFexpress Type A は、依然高価なカードで普及が進んでいない
初期テストにおける「α7V」評価 4.5星
「α7V」は、前世代機種からAFのインテリジェンス(AIなどによる知能性)、連写速度、動画、ワークフローの柔軟性において大きな飛躍を遂げているとのこと。「α7V」はソニー全ラインアップの良好な要素がを凝縮し、お手頃価格の万能ボディに仕上がっていると評価。「α7III」が登場し市場が一変して以降このセグメントは競争は激しくなっており、この「α7V」はシリーズ最高のモデルであるには関わらず、すべての分野において競合機を上回っている訳ではないと指摘。特に動画性能は、ライバルがソニーの欠点をあらわにしているとのこと。しかし「α7V」は様々なフォトグラファー向けのハイブリッド・カメラとして、α7シリーズにまた1つ素晴らしい製品が加わったと結論付けています。※stellarは直訳すると星という意味ですが、素晴らしい・優れた・一級などの意味合いもあります。
ちなみにphototrendのレビュー記事も「α7V」は素晴らしいカメラだが、動画性能は少し物足りないと評価しています。