ソニー α37 は、ほとんどのユーザーにとって充分な画質だが高感度において問題に遭遇するカメラ
The Phoblographer が、ソニーのエントリーモデル α37のレビューとサンプル画像を掲載しています。ソニー α37 は多くのユーザーにとって充分な画質だが、ISO高感度においていくつかの問題に遭遇するカメラだそうです。
- α37は、ソニーのSLTの中で最新のエントリー機である
- ボディ周りはエントリー機らしく非常にシンプル
- AF速度は迅速なパフォーマンスだが、AFポイントが中央に寄りすぎている
- AFポイントは、もう少し広げた方が良い
- AFポイント移動も少し面倒臭く、ファンクションメニューにアクセスしてからエリアを移動させる必要がある
- このちょっとしたタイムロスが、シャッターチャンスを逃す可能性がある
- まあ私は、ポートレート専なので問題は起きなかった
- AFポイントに関して言えば少し忍耐力がいるかもしれない、フルオートもそれなりに良いのだが、この点はNEXのシステムの方が優れているように感じる
- 色味は全体的に暖色傾向にあり、コダック プロフェッショナル ポートラ VCフィルムの色味に似ている
- 高感度撮影では、多くの滲みとディテールの損失が激しい…ISO800あたりから画像劣化が始まる
- ソニー α37を使いこなすには、メニューの設定をどれだけ時間をかけて設定を仕上げていくかにかかっている
- 絞り優先モードの撮影を勧める
- ソニー α37 は多くのユーザーにとって充分な画質だが、高感度においていくつかの問題の遭遇するカメラである
- このカメラを最大限に使うには、出来るだけISO高感度を抑えるべく、明るいレンズを使う必要がある
エントリーモデルとしてデジタル一眼(レフ)初心者にはこれで経験を積むには良いカメラとして仕上がっていそうですね。エントリー機にあるパターンで、中級カメラ以上によくあるダイレクトに設定できるファンクションボタンが少ない為に深いメニュー項目に潜って設定しなければいいけないパターンは健在ですね。
やはり上のモデルとの差別化はされているようで、高感度耐性はそこそこな性能のようです。この辺はしょうがないところでしょうか…でも低感度での描画は良好そうなのでデジ一眼デビューにするにあたって色々試して覚えていけそうなカメラな感じがします。
あとThe Phoblographerは、このα37に単焦点レンズ DT 50mm F1.8 SAM の組み合わせを勧めています。