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ソニーが、積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS を正式発表 10月から出荷開始

ソニーが以前から商品化を目指し開発すすめていた世界初となる積層型CMOSイメージセンサー“Exmor RS”を正式に発表しました。1/3.06型と1/4型があり、スマートフォンやタブレットなどに最適化されているとのこと。

積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS
  • 世界初となる、独自の「積層型構造」を採用した新開発のCMOSイメージセンサー“Exmor RS”(エクスモア アールエス)を商品化し、10月から順次出荷を開始
  • スマートフォンやタブレットなどに向けて、さらなる高画質化・高機能化・小型化を実現する、積層型CMOSイメージセンサー“Exmor RS”3モデル、及び各イメージセンサーを採用したイメージングモジュール3モデルを展開
  • “Exmor RS”は、裏面照射型CMOS イメージセンサーの支持基板の代わりに信号処理回路が形成されたチップを用い、その上に裏面照射型画素が形成された画素部分を重ね合わせた、独自の「積層型構造」を採用したCMOSイメージセンサー
  • 従来のRGB(赤/緑/青)画素にW(白)画素を加え、独自のデバイス技術と信号処理により画質を損ねることなく感度を上げたことで、暗い部屋や夜でもきれいに撮影できる「RGBWコーディング」機能を搭載
  • 撮影時に同一画面内で2種類の露出条件を設定、そこで得た画像に適切な信号処理をすることで、ダイナミックレンジの広い画像を生成し、逆光でも色鮮やかに撮影できる「HDR(ハイダイナミックレンジ)ムービー」機能を搭載
  • 1/3.06型有効1313万画素の『IMX135』、 1/4型有効808万画素の『IMX134』、及びカメラ信号処理機能を内蔵した1/4型有効808万画素の『ISX014』を展開する

RGBWセンサーの商品化きましたね~以前噂ではソニーはRGBWセンサーをコンパクトデジタルカメラに投入するとありましたが、まずはスマートフォンとタブレットで始動開始って感じですね♪

まだセンサーサイズが小さいですが、次はコンデジそして1インチセンサーが搭載されているサイバーショット RX100、最終的にはAPS-Cなどのデジタル一眼にまで進化していくのかどうか気になるところ。

RGBWセンサーは各社とも研究開発していますから、おそらくこの先コンパクトデシタルカメラ市場が主戦場になっていくのではないでしょうか。