タムロンが、マイクロフォーサーズ用 14-150mm F/3.5-5.8 Di III VC の開発を発表
タムロンが、マイクロフォーサーズ用 高倍率ズームレンズ 14-150mm F/3.5-5.8 Di III VC (Model C001) の開発を発表しました。今のところ価格・発売時期は未定とのこと。
- LD(Low Dispersion : 異常低分散)レンズ1枚、ガラスモールド非球面レンズ2枚、複合非球面レンズ1枚を採用し、諸収差を徹底的に補正
- 先進の光学設計によって鏡筒径を小さく抑え、手ブレ補正機構を内蔵させながらも、フィルター径φ52mmというコンパクト化を実現
- 最適化されたステッピングモーターの搭載により、静粛・快速な快適オートフォーカスを実現
- 定評ある、タムロンが独自に開発した手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を搭載
- 本格派の魅力があふれる金属外装を採用
- 円形絞りの採用により、美しいボケ描写が得られる
14-150mm F3.5-5.8 Di III VC の基本的なスペックは…
- モデル名 : C001
- 焦点距離 : 14-150mm (35mm換算 28-300mm)
- 明るさ : F/3.5-5.8
- レンズ構成 : 13群17枚
- 最短撮影距離 : 0.5m (全ズーム域)
- 最大撮影倍率 : 1:3.8 (f=150mm時:最短撮影距離0.5m)
- フィルター径 : φ52mm
- 長さ : 80.4mm
- 全長 : 85.24mm
- 最大径 : φ63mm
- 質量 : 280g
- 絞り羽根 : 7枚 (円形絞り)
- 最小絞り : F/22
- 標準付属品 : 花型フード
- 対応マウント : マイクロフォーサーズ用
去年の12月にこのマイクロフォーサーズ用 14-150mm F3.5-5.8 Di III VC の発表は噂されていましたから、CP+ 2013に合わせて開発発表がきましたね♪ すでにEマウント用の18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011) は発売されていますから、おそらくベースは同じ高倍率ズームレンズかと思われます。焦点距離は、マイクロフォーサーズに合わせて修正されているようです。
高倍率ズームレンズは幅広いユーザーから人気のある種類のレンズですし、今のことろオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6 と パナソニックのLUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH. MEGA O.I.S. が市場投入されているぐらいなので、マイクロフォーサーズのラインアップ的に3本目の高倍率ズームレンズになりますから、候補のひとつに挙げるユーザーさんも多いのではないでしょうか。