ホーム > カメラニュース 2018 > タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041)発表

タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041)発表

タムロンが、大口径超広角ズームレンズ SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041)を正式発表しました。「銘玉から受け継ぐ、タムロン史上最高の超広角ズームレンズ」と謳っていて、かなり画質に自信があるフラッグシップ・レンズに仕上がっている模様です。

  • 発売日 ニコン用:2018年9月21日 キヤノン用:2018年10月12日
  • 希望小売価格 160,000円(税抜)

SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041)

タムロン 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)

総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:鯵坂司郎、本社:さいたま市)は、35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の大口径超広角ズームレンズ「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A041)」(以下Model A041)を発売します

これにより、大口径F/2.8手ブレ補正機構 VC (Vibration Compensation)搭載ズームレンズ3本が、次世代の「G2 (Generation 2)」モデルとなります。

Model A041は、高画質な超広角ズームレンズとして定評のある、タムロンのハイエンド機種「SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)」(以下Model A012)の光学性能を継承。特殊硝材XGM(大口径ガラスモールド両面非球面)レンズをはじめ、複数のLD (Low Dispersion: 異常低分散)レンズを適切に配置することで、広角域で目立ちやすいディストーション(歪曲収差)や倍率色収差などの発生を徹底的に抑制。さらに、本レンズのために新たに開発したAX (Anti-reflection eXpand)コーティングを採用し、これまで以上にゴーストやフレアの発生を徹底的に排除。焦点距離15mmから始まる大口径F/2.8超広角ズームレンズとして、圧倒的な光学性能を実現しています。

また、デュアルMPUを搭載し、AF制御のアルゴリズムを刷新することで、AF速度/精度の向上や手ブレ補正の大幅な強化を実現しました。撮る喜びを追求するため、クラストップレベルの光学性能と進化した各種機構を搭載した、新世代の超高画質な大口径超広角ズームレンズです。※プレスリリースより

SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 基本スペック

  • モデル名 : A041
  • 焦点距離 : 15-30mm
  • 明るさ : F/2.8
  • 画角 : 35mmフルサイズ 110°32'-71°35' / APS-C 85°52'-49°54'
  • レンズ構成 : 13群18枚
  • 最短撮影距離 : 0.28m (ズーム全域)
  • 最大撮影倍率 : 1:5 (f=30mm時)
  • フィルター径 : 装着不可
  • 最大径 : Φ98.4mm
  • 長さ : 145mm (キヤノン用) 142.5mm (ニコン用)
  • 質量 : 1,110g (キヤノン用) 1,100g (ニコン用)
  • 絞り羽根 : 9枚 (円形絞り)
  • 最小絞り : F/22
  • 手ブレ補正効果 : 4.5段
  • 標準付属品 : 一体型フード (花型・ズーム連動式) かぶせ式レンズキャップ、リアキャップ、レンズポーチ
  • 対応マウント : キヤノンEFマウント用/ニコン用

これでタムロンの新大三元レンズの完成という事に。

  • SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041)
  • SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A032)
  • SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A025)

製品ページには、サンプル画像をはじめレンズ構成図、MTFチャートも掲載され仕上がり具合が確認可能となっておます。製品ページの解説を読む限り、かなり完成度の高さと高画質を実現した次世代レンズに仕上がっている感じです。心待ちにしていたユーザーさんも多いのではないでしょうか。