タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXD 正式発表 FEレンズ第2弾は超広角ズームレンズ
タムロンが大ヒット「28-75mm F/2.8 Di III RXD」に続くFEレンズ「17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)」を正式発表しました。カメラ内補正を利用しながら光学性能を維持し、実用性を重視した大口径小型軽量超広角ズームレンズに仕上がっているとのこと。
発売日・希望小売価格
- 2019年7月25日(木)
- 125,000円+税
量販店売り出し価格
- タムロンオンラインストア … 116,100円(税込)
- ヨドバシカメラ … 116,100円(税込)
- マップカメラ … 104,490円(税込)
- カメラのキタムラ … 104,490円(税込)
- ビックカメラ … 107,500円+税
基本スペック
- モデル名 : A046
- 焦点距離 : 17-28mm
- 明るさ : F/2.8
- 画角 : 103°41'-75°23'
- レンズ構成 : 11群13枚
- 最短撮影距離 : 0.19m (WIDE) / 0.26m (TELE)
- 最大撮影倍率 : 1:5.2 (WIDE) / 1:6 (TELE)
- フィルター径 : Φ67mm
- 最大径 : Φ73mm
- 長さ : 99mm
- 質量 : 420g
- 絞り羽根 : 9枚（円形絞り）
- 最小絞り : F/22
- 標準付属品 : 花型フード、レンズキャップ
- 対応マウント : ソニーEマウント用
「28-75mm F/2.8 Di III RXD」と同様にカメラ内補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)を使用し光学性能を維持しながら小型軽量コンセプトに仕上がった大口径超広角ズームレンズ。タムロンとして第2弾にあたるFEレンズになります。ステッピングモーターユニット「RXD」を採用する事で高速AFを実現、簡易防滴構造・防汚コートで日常的な使用をサポート、17mm時の最短距離は19cmを実現しています。
レンズ構成図
レンズ構成は11群13枚。3枚の非球面レンズ、光に対する異常分散性を有する特殊硝材LD (Low Dispersion : 異常低分散)レンズ2枚、蛍石に近い特性をもつXLD (eXtra Low Dispersion)レンズを使用する事により収差を効率的に抑制するとのこと。BBAR (Broad-Band Anti-Reflection)コーティングを施し、ゴースト・フレアの発生も大幅に低減しているそうです。
MTFチャート
プレスリリースには「中央付近はもちろん、絞り開放からズーム全域で画面周辺に至るまで現代の高画素デジタルカメラに対応した解像性能を高いレベルで発揮します」と光学性能をアピールしています。質量は420gとフルサイズミラーレス広角ズームレンズとして軽量で、価格的にも魅力あるレンズではないでしょうか。
タムロンは「28-75mm F/2.8 Di III RXD」と「17-28mm F/2.8 Di III RXD」の組み合わせ使用する事を提案しています。このレンズも人気が出そうな予感。