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タムロン SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD は、優れた画質とボケ味を味わうことの出来るレンズ

Photography Blog が、タムロンの大口径望遠ズームレンズ SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD のレビューとサンプル画像を掲載しています。70-200mm F2.8は、優れた画質と美しいボケ味を楽しめる望遠ズームレンズだと評価しています。

タムロン SP 70-200mm F/2.8 Di VC USDで撮影したサンプル画像
  • 大口径ながらもコンパクトなレンズは、レンズ内手ブレ補正機構(VC)、静かなAFを実現する超音波モーター(USD)、簡易防滴構造を採用している望遠レンズである
  • XLDレンズ1枚、LDレンズ4枚を使用して色収差を補正し、円形絞りで美しいボケ味を実現した、17群23枚のレンズ構成となっている
  • EOS 5D Mark III に装着するとバランスは取れている感じだが、APS-C機に装着するとバランスも悪いし、焦点距離も変わってしまう
  • レンズボディの品質は非常に良くて、手に持って構えるとガシっとくる
  • レンズ内手振れ補正機構は、大きなセールスポイントである
  • AFは非常に静かで、フルタイムマニュアル機能も採用されていて瞬時にMFで微調整できる
  • AFは瞬速ではないが、高速だ
  • 一般的なコントラストであれば、色収差はきっちり補正されているようだ
  • 円形絞りを採用していてタムロンは、明らかに背景のボケ味を意識して造り上げたに違いない
  • 70mmでは、F2.8だと中央はシャープだが周辺は柔らかい描写になり、F4~F16で全域シャープになり、F22から回折現象がおこる
  • 100mmでは、F4~F11までがピークに達して、F16・F22あたりで回折現象が起こり始める
  • 135mmでは、F2.8~F4.0では周辺が柔らかな描写で、F5.6~F11まで全域でシャープになり、F16・F22あたりで回折現象が起き始める
  • 200mmでは、F2.8~F5.6まで柔らかい描写で、F8.0~F11まで全域でシャープになり、F16・F22あたりで回折現象が起き始める
  • このレンズは、素晴らしい画質と美しいボケ味を味わう事のできる優れた望遠ズームレンズである
  • AFも静かで正確だし、キヤノンやニコンの同レベルの純正レンズと比べて小さいのも評価できる
  • 個人的には、70mm、100mm、135mmの焦点距離の描画が優れているように感じる
  • 色収差も非常によく抑えている
  • 周辺減光と200mmにおいて鮮明さが欠ける描画になってしまうとことが気になる
  • このレンズも90mmマクロと同じく価格が落ち着いてから購入するのをお勧めする

手ブレ補正、超音波モーター、XLDレンズなどタムロンの最新技術テンコ盛りですから、性能良さそうですね♪ まあその分価格にはね返ってきてますけど…w

70-200mmはフルサイズ機において、王道的な焦点距離のひとつですから、この望遠レンズを狙っているユーザーさんも多いはず。あとは純正レンズにするか、このタムロンの70-200mm F2.8 にするか良い意味で悩むのではないでしょうか♪