ツァイスが、Batisレンズはソニー Eマウント専用で、さらなる焦点距離も計画中とコメント
ツァイスが、自身のブログ Camera Lens Blog で先日発表した " Batisレンズ " に関する詳細を プロダクト&プログラム マネージャー Michael Pollmann氏がインタビュー形式でコメントしています。
- 以前から要望があり今回Batisレンズに有機ELディスプレイを採用した
- フォーカス距離と被写界深度が表示され、暗所でも確実に設定を確認できる
- 防塵防滴仕様ではないが、埃や飛沫からは保護しているので、一般的な環境の使用に適しているレンズである
- 温度は、-10度~55度までの使用前提に設計されている
- マニュアルフォーカスは、直接的な機械式ではなく、サーボモーターを採用したフォーカスリングで動作するよう設計されている
- Batisレンズは、Eマウント ミラーレスシステム用 専用設計
- 2013年以降これまでのツァイスのレンズシリーズ同様に " Batis " は、ラテン語の鳥類の名前から採用している
- このレンズは日本で生産されている
- 主に静止画撮影前提に設計したレンズではあるが、滑らかで正確なマニュアルフォーカスを採用し、AFのモーターも静かなので、動画撮影も可能である
- 有機ELディスプレイの寿命は使用時間に左右されるが、サポートで交換可能となっている
- AFモーターは、Batisレンズの為に特別設計された高性能リニアモーターが採用されている
- 85mm F1.8 (1.8/85)に手振れ補正機構が採用され、25mm F2 (2/25)に採用されていないのは、広角レンズに手振れ補正機構は必ずしも必要とは考えていないから
- さらなる焦点距離のBatisレンズを計画中だが、現時点で詳細を公開する事はできない
ざくっと抜き出すとこんな感じでしょうか。すでにツァイスは、Batisレンズ 25mm F2 (2/25) と 85mm F1.8 (1.8/85) のサンプル画像をFlickrに公開しています。海外では2015年7月発売を予定しているので、今後さらなるサンプル画像が公開されるかもしれません。