ツァイス Loxia 2.4/25は、α7/α9シリーズにマッチする素敵なレンズ
ePHOTOzineが、ツァイス 2.4/25 レビューとサンプル画像を掲載しました。Loxia 2.4/25は、素晴らしいシャープネスを実現し、色収差もかなり制御し、加えてマニュアルフォーカスも使い易く、ソニー Eマウントフルサイズ機にマッチする素敵なレンズであると評価しています。
Loxia 2.4/25の長所は…
- 素晴らしいシャープネス
- かなり制御された色収差(CA)
- 美しい仕上がり
- 防塵防滴
- 素敵なボケ味
- 超スムーズな操作性 ※マニュアルフォーカス
- 低いレベルに制御された歪曲
- 従来通り感覚的に操作できるレンズに仕上がっている
Loxia 2.4/25の短所は…
- 価格
- マニュアルフォーカスレンズでAFに対応していない
4.5星を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出されています。操作性が素晴らしく、コンパクトでハイパフォーマンスを実現しているポイントを選出理由に挙げています。
ツァイスによる25mm F2.4の試みは魅力的で、有用な焦点距離であり、これまでの経験に基づくと素晴らしい品質を実現していると評価しています。(マニュアルフォーカスで)かなり王道行くレンズとしながらもコンパクトで使い易く、フォーカスがかなり合わせ易いと魅力も紹介。しかし万人向けでは無い事も指摘。全体的にソニー フルサイズミラーレス機にマッチする素敵なレンズであると結論付けています。
MTFチャートを掲載していて…
- 中央部 … F2.4の時点で素晴らしく、F16になっても素晴らしいレベルを維持し、F22でも非常に良好
- 周辺部 … F2.4で非常に良好、F4~F16まで素晴らしく、F22で数値は下がるがまだ良好なレベル
…中央部はF2.4~F16までかなり高いレベルを維持しているので、撮影時は被写界深度だけ意識すれば良い模様。周辺部もF4~F16までは中央部と同じぐらいの数値を叩き出している事が確認できます。
色収差(CA)チャートも掲載していて、抜け目なく制御されているとのこと。中央部はF値を通しかなり低いレベルを制御している事が確認でき、周辺部はF2.4時に0.5pxを超えますが全体的に低いレベルに制御されている事が確認できます。画像編集ソフトでさらなる補正は可能としながらも、ほとんど場合補正は必要ないとコメントしています。
歪曲は " -0.94% 樽型歪曲 " が存在し25mmレンズとしては素晴らしい値と判断し、直線のあるシーンを撮影した場合、周辺部分はわずかに歪曲するようですが必要があれば画像編集ソフトで補正可能とのこと。フレアも上手く制御しているそうです。