ツァイス Otus 1.4/100 正式発表
ツァイスが「ZEISS Otus 1.4/100」を正式発表しました。ツァイスが、これまで培ってきた知識と技術を反映した望遠レンズで、35mmフルサイズ用に開発したレンズでありながら中判フォーマットシステムの品質と外観を実現しているとのこと。
Otus 1.4/100 基本スペック
- 焦点距離 : 100 mm
- 絞り値 : f/1.4 – f/16
- カメラマウント : キヤノン EFマウント (ZE) | ニコン Fマウント (ZF.2)
- フォーマット互換性 : フルサイズ
- 撮影距離 : 1.0m – ∞
- 自由作動距離 : 0.83m – ∞
- 画角(対角線 水平線): 24° / 20° / 14°
- 画像フィールド半径 : 43mm
- 最小被写体距離 (MOD) : 206 x 30 mm
- 最短被写体距離での映像比 : 1 : 8.6
- レンズ構成 : 11群14枚
- フランジ焦点距離 : ZE 44mm| ZF.2 47 mm
- 入射瞳位置 (像面の手前) : 35mm
- フィルター径 : 86mm
- フォーカスリング回転角 : 315°
- 全長 (レンズキャップを含む) : ZE 152mm | ZF.2: 150.1mm
- 全長 (レンズキャップを含まない) : ZE 129 mm | ZF.2 127mm
- 重量 : ZE 1405g | ZF.2 1336g
- マニュアルフォーカス
- 手ブレ補正機構非搭載
Otus 1.4/100 特長
- アポクロマート仕様により色収差(軸上色収差)を補整
- 極めて優れたコントラスト
- 軸上色収差を極限まで抑え込み、カラーフリンジ(偽色)は存在しない
- 中判カメラを連想させる画質
- 非球面レンズ設計
現時点で公式サンプル画像が2枚公開されています。使用カメラは、キヤノン機でもなく、ニコン機でもなく、ソニー α7R IIである事がFlickrで確認できます。(※Metabonesを使用) 4本目となるOtusレンズの登場で、今回も妥協なき光学性能を求めた望遠レンズに仕上がっている模様。