ホーム > 雑多なコラム > オリンパス OM-D E-M5 のAFスピードと精度は、地道に進化している

雑多なコラム

オリンパス OM-D E-M5 のAFスピードと精度は、地道に進化している

オリンパス OM-D E-M5を使い始めて何度か撮りに行きましたが、ミラーレス機で重要視されるひとつにAFスピードと精度があると思います。以前まで使用していたオリンパス PEN E-P3に対してこのOM-D E-M5がどのくらい進化しているのか、感覚的に少し分かってきた気がします。数値ではなくて、あくまでも私個人の使い勝手・感覚における心象なのであしからず。

オリンパス OM-D E-M5で撮影したSF画像:4608x3456を600x450に縮小してあります。使用レンズは、キットレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZを使用しています。

木陰で輝く花
43mm 1/100秒 f/6.0 ISO-200 0.0EV

オリンパス PEN E-P3で劇的にAFスピードがアップしたマイクロフォーサーズ機ですけど、今回のOM-D E-M5もそれを引き継いでいます。なのでPEN 第3世代を経験していると、まあ~このAFスピードは当たり前と思ってしまいます。…が、何度か使っていると、体感的にAFスピードは、E-P3より速く感じるかも♪ 速いというより素直さを感じるというか…E-P3のAFは速いけど急いでピンを合わさないと!ってチューニング具合が伝わってくるけど、OM-Dはその辺が自然に感じます。

鎌倉円覚寺のコケの芽
43mm 1/100秒 f/6.0 ISO-200 -0.3EV

自分はE-P3のAFで満足できなかった点がいくつかあって、そのひとつが後ピン傾向のコントラストAF。被写体が小さかったりすると背景にピンを合わしちゃうんですよね…^^; この辺は解消したかといえばしていませんが、E-P3とくらべると幾分良くなってきてるな~って感じ。これはAFターゲットの領域が大きいのも原因かも…。上の写真はコケの芽で非常に小さいのでやはりピンは後ろに抜けてしまいました…MFで撮影しています。個人的には、オリンパスのマイクロフォーサーズ機はシーンによってAFポイントを最小にして使うことをお勧めします。

猫桜
50mm 1/500秒 f/6.3 ISO-200 +0.3EV

E-P3のコントラストAFはブツ撮りに関しては正確なんですけど、人とか動物とか花などの生き物系の精度が甘い時があって、どちらかというとAFスピードを優先させている印象で(個人的に)、OM-D E-M5はこの点もいくぶん解消されている気がします。でも何枚か撮っていると精度が甘いショットがあるんですよね~でも生き物って動くし植物は風で揺らぐし、その辺の判断はちょっと難しいですけど、E-P3より改善してきているように思えます。上の写真の猫の体毛がくっきりした体毛なのだったので、コントラストAFは有効に動いてくれます。

小石川後楽園の松
20mm 1/1250秒 f/6.3 ISO-200 0.0EV

さすがにここまでコントラストの差があれば、後ピン傾向になることもピンの制度が甘くなることもありません。追尾AFも何度が使用してみましたが、E-P3よりも喰い付きは良いと思いますけど、この辺の精度を求めているなら、ニコン・キヤノンに乗り換えた方が幸せになれるかと♪

E-P3でレンズの最短撮影距離で撮ろうとするとすごくAFの挙動が怪しくなる現象があるんですが(実際最短距離よりプラス5cmぐらいの距離じゃないと撮れない時がある)、まだこの辺はOM-D E-M5では試していないので、機会があればまたこの辺のところも書こうかと。

鎌倉建長寺と桜
19mm 1/500秒 f/7.1 ISO-200 +0.7EV

自分がPEN E-P3を使用していた時のAF周りの不満は100%解決・解消はしていませんけど、このOM-D E-M5のAFは着実に地道に進化しているな~っと感じます。個人的にはまだ位相差AFの方が総合的に万能だと思いますが、ミラーレス機のコントラストAFはあと数年で位相差AFに肉薄するのではないかと♪ オリンパス OM-D E-M5はミラーレス機の中でデジタル一眼レフ的な使い勝手なので、デジタル一眼レフを使用されている方も、違和感無く使えるカメラではないかと。