オリンパス OM-D E-M5 と ISO LOW (ISO100 相当)
オリンパス OM-D E-M5はファームウェアアップデート Ver.2.0で、" ISO LOW (ISO100 相当) " と " スモールAFターゲット " が対応しましたが、今回ISO LOW (ISO 100相当)を約3ヶ月使用してみた感想を書いてみようかと。
OM-D E-M5のシャッタースピードは1/4000秒なので、1/8000秒のOM-D E-M1と比べて、大口径レンズを使用した時にどのくらい効果があるのだろうと思っていたのですが、シーンによってはE-M5とISO LOWの組み合わせでも効果を感じます。ちなみにExifで画像をプロパティを見てみると、ISO LOWは " ISO 100 " と表記されています。
個人的に海辺で撮る時に、以前からOM-D E-M5に " ISO100 " と " 1/8000秒 " があれば良いのに!っと感じていたんです。上の画像のシーンをISO200で撮ると背景が飛んじゃうんですよ。でもISO LOW (ISO100相当)のおかげで1/4000秒でも以前よりもシーン全体的な飛びを抑えられる印象です。
パナライカ 25mm F1.4を使用していますが、F1.4だとさすがに日差し豊かな浜辺だとかなり飛んじゃうので、ちょっと絞る必要があるんです。なのでオリンパス機で大口径レンズを日中開放で使いたいのであれば、M.Zuiko 25mm F1.8でも良いかもしれません。
ISO LOW (ISO100 相当)はダイナミックレンジがISO200と比べるとやや狭く、白飛び・黒潰れし易いと言われていますが、自分はディテールよりも光と影/コントラストを意識して撮る傾向にあるのでそれほど気になりません。ディテールを失う分(?)ISO200よりもメリハリある画像な感じもします。ディテール重視の時は、ISO200で撮れば良いだけなので。
ISO AUTOで ISO100~3200の設定で使用していますが、ISO LOWが対応してくれたおかげでを日中開放で使用する時が以前よりも気にならなくなっているのは確かです。まあ今のところ自分の所有しているレンズで、ISO LOWの恩恵を受けるのはパナライカ 25mm F1.4とオリンパス 60mm F2.8 Macroだけですが…^^;
現時点で現行のオリンパス機は、ISO LOWは拡張扱いですが、次世代カメラは普通にISO100スタートだったら良いなと思います。