オリンパス OM-D E-M5 高速連写&追尾AF 流し撮りに挑戦
オリンパス OM-D E-M5をかなり使い込んできたな~と感じる時期に入ってきましたが、普段は動体をあまり撮る機会がなくて、" 高速連写 " と " 追尾AF " はあまり積極的に使ってこなかった事も確かなんです。なので先日開催されたサイクル・ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン 2014 #6東京ステージ」で本格的(?)に試してきたんです。
実は流し撮りも真剣にするのが初めてで、試行錯誤の連続だったのですが、なかなか楽しめて有意義な時間を過ごせた感じです。オリンパス OM-D E-M5に標準ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ と 望遠ズームレンズ LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 を装着して撮影しています。
まずはE-M5の高速連写 9コマ/秒をJpeg撮りで試してたんですが、FAST AFの組み合わせで実に快適に撮影できる印象です。あとはタイミングと構図がキマれば良い感じで撮れそうな予感。でも被写体が動体なので、前もってどんな感じの写真が撮りたいのか、被写体の動きの予測も必要だな~と実感です。
そして今度は、高速連写&追尾AFで流し撮りに挑戦です。実はE-M5、高速連写 9コマ/秒のままだと、追尾AFは固定されてしまうので、追尾AFを有効にするには高速連写 LOW (4.2コマ/秒)に設定を変更する必要があるんです。
選手のユニホームは、派手なカラーリングでコントラストも高いし、動きも定期的なので、E-M5の追尾AFも結構イケる感じ♪ まあたまにAFが抜けちゃう時もありますが…w
あと流し撮りも慣れが必要だな~と実感。自分の立ち位置と、被写体の距離とスピードで、" パン " するスピードを感覚的に掴むのが個人的に大変でした。あとレンズの焦点距離の違いで感覚も変わるし、奥深さを感じます。今回の流し撮りは、ぶっちゃけ運頼みでした。
そして流し撮りと言えばスピード感を表現したくなるので、シャッタースピードも色々試しながら撮りましたよ~。撮り慣れていないので、試行錯誤中にレース終了に…^^; でも今回は、間近を通り過ぎる被写体で、" パン " する速度も速めで、だいたい1/80~1/100秒あたりのシャッタースピードがしっくりきた感じでした。
あと追尾AFなのですが、被写体の動きが速く、EVF上では追尾が遅れている動作になる時があったのですが、それは表面上の動きで、実際はちゃんと追尾していて、きっちり撮れていてビックリ。
元々オリンパスのカメラは、ニコンやキヤノンのカメラに比べると、デジタル一眼レフ時代から動体に弱いカメラでしたが、今回試してみてレースとか規則的な動きの被写体であれば、E-M5でもある程度楽しめそうな印象です。